前原氏支持5グループ、枝野氏は党員票に照準

読売新聞 / 2017年8月13日 13時55分

前原氏支持5グループ、枝野氏は党員票に照準

 民進党代表選(21日告示、9月1日投開票)は、前原誠司・元外相が国会議員のうち5グループの支持を取りつけ、1グループから支持を得る枝野幸男・元官房長官を、グループ数でリードする展開となっている。

 ただ、「ポイント制」で争われる代表選は、国会議員票の占める割合が全体の3分の1しかないため、党員・サポーター票や地方議員票次第では、情勢が流動的になる可能性もある。

 前原氏への支持は、当初から支援の動きを見せていた松野頼久・元官房副長官のグループ(約15人)、大畠章宏・元経済産業相らのグループ(約15人)と、自身のグループ(約25人)が軸となる。これに、高木義明・元文部科学相ら旧民社党系グループ(約10人)、10日に離党が認められた細野豪志・元環境相が中心だったグループ(約15人)が続き、計5グループにまで拡大した。

 1人で複数のグループに所属する議員もおり、単純な足し算はできないが、投票資格を持つ国会議員144人のうち、12日現在で半数近くが前原氏を支持するとみられている。

 一方、枝野氏支持を決めたのは、労組出身議員らで構成する赤松広隆・前衆院副議長のグループ(約20人)のみ。岡田克也・前代表や菅直人・元首相ら大物議員が相次いで支持を表明したものの、「国会議員票の獲得では広がりを欠いている」(枝野氏支持の中堅議員)のが実情だ。このため枝野氏は、労働組合員が多いとされ、総ポイント数の4分の1を占める党員・サポーター票の獲得に照準を絞る。官公労に太いパイプを持つ赤松氏らの紹介で、「労組行脚」に力を入れる戦略だ。

 党内のこのほかの主なグループでは、野田幹事長のグループ(約10人)と、江田憲司代表代行のグループ(約20人)が対応を明らかにしていない。

 民進党が9日に発表した代表選のポイント配分では、国会議員(細野氏を除く)は1人2ポイントで計288ポイントが割り当てられた。地方議員には209ポイント、党員・サポーターには231ポイント、国政選挙の公認候補予定者には128ポイントがそれぞれ割り振られており、総ポイント数は856ポイントとなっている。今後、これらのポイントを巡って両陣営による激しい争奪戦が予想される。

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