伊藤智仁監督、BCリーグ富山を独立リーグ日本一&観客10倍に

スポーツ報知 / 2018年1月14日 14時0分

表情を引き締め、BC富山の帽子をかぶる伊藤監督

 BCリーグ・富山GRNサンダーバーズに就任した伊藤智仁新監督(47)が13日までに「とやま・いしかわ報知」の取材に応じ、今季にかける意気込みを語った。高速スライダーを武器に、現役時代は1992年バルセロナ五輪やプロ野球(NPB)のヤクルトなどで活躍。引退後はヤクルトのコーチとして14年間、選手を育成してきた。豊富な経験を生かし、選手のNPB入りと、チーム初の独立リーグ日本一を目指す。(取材・構成=中田 康博)

 ―いよいよ監督に就任。周囲の反応は?

 「(元ヤクルト捕手、監督の)古田敦也さんとは年末にゴルフに行きましたが、『独立リーグを盛り上げてこい。おまえ自身も、いい勉強になるから頑張ってきなさい』と言われました。1年に1回は試合を見に行くからと約束してくれたので、来てくれると思います。BCリーグを盛り上げていきたいですね」

 ―理想の監督像は。

 「(歴代のヤクルト監督の)野村(克也)監督、若松(勉)監督、古田監督、真中(満)監督には、今まで勉強させていただいた。いろんな知識を取り入れながら、自分のやりたい野球を目指したい。選手とコミュニケーションを取りつつも、情熱がなかったり、怠慢プレーがあれば、厳しくいこうかなと思っています」

 ―野村元監督に教わったことは?

 「野村監督には野球のイロハを教わりました。練習後に1時間のミーティングが行われ、投手と打者の心理状態や、カウントによる心理状態など、いろいろと話してもらった。ノートに書き写しましたが、現役中よりも、コーチになって見返す方が多かったですね。すごく勉強になるノートで、このくらい(約1・5センチ)の厚さがあります。今度、富山に来る時は持ってきます」

 ―投手の起用法は?

 「基本的に、いいピッチャーは先発してほしいという思いはある。若い有望な選手に限っては、週に1回、先発でしっかりイニングを投げて経験を積んでいくことが大事になる。あとは適性であったり、長所をどうやって伸ばせるか、見分けながらやっていきたい」

 ―選手の育成方法は?

 「NPBではポストシーズンなどを入れると、160試合を戦わないといけない。プロの選手でも、それだけの体力を持っている選手はなかなかいない。BCリーグでは鍛える時間があるのだから、2月からしっかり体力を作って、1年間、戦える体力を作ってスタートしたいですね」

 ―NPB入りを後押しするためには?

 「速い球速のピッチャーや、ボールを遠くに飛ばせるバッターなど、一芸に秀でればドラフト上位にかかりやすいが、そればっかりではない。ホームランバッターばかりではなく、足の速い選手や走塁のできる選手、小技ができる選手など、技術を上げることが大事。球が遅くても勝てる投手もいる。いろんな方法があるので、探していってほしいですね」

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