車掌、シート盾に「やめてください」15分説得

読売新聞 / 2018年6月14日 0時2分

定例記者会見で新幹線殺傷事件などについて説明するJR東海の金子慎社長(13日、名古屋市中村区で)=中根新太郎撮影

 JR東海の金子慎社長は13日、事件後に初めての記者会見を名古屋市内で開き、新幹線車内の警備を強化する考えを示した。事件については「断じて許せない。勇敢に立ち向かって亡くなられたお客様にご 冥福 めいふく を、けがをされた方にお見舞いを申し上げたい」と述べた。

 また、事件当時、30歳代の車掌長がシートやキャスター付きバッグを盾に「やめてください。話を聞きますから」と小島一朗容疑者に約15分間、繰り返し説得を試みたことも明らかにした。小島容疑者は、死亡した梅田耕太郎さん(38)を攻撃するのをやめたが、梅田さんに馬乗りのままで救出できなかったという。

 JR東海は、12日から車内を巡回する外部委託の警備員を増員。今後、警察官の巡回強化やスマートフォンで乗務員が情報を迅速に共有する仕組みの導入を検討し、事件の発生を乗客に知らせるため、車内放送の運用の見直しを進める考え。

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