【実践編】3000種類も!! アルトコインを買ってみよう!(ひろぴー)

J-CAST会社ウォッチ / 2018年8月6日 7時0分

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国内で買えるアルトコインは約10種類!

外国為替証拠金(FX)取引で取り扱いが多い通貨ペアとして米ドル円があげられるように、仮想通貨ではやはり「ビットコイン円」の取引が9割以上を占めているようです。

最初はビットコインの取引で仮想通貨市場の雰囲気をつかんでもらえれば、と思いますが、慣れてきたらアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)を取引してみましょう。

ビットコインとアルトコイン

記事執筆時点(2018年7月16日)で、仮想通貨市場の時価総額は約28億円あります。内訳を見ると、じつに約43%がビットコイン(BTC)、次いでイーサリアム(ETH)が18%、リップル(XRP)が7%となっています。

◇仮想通貨市場の時価総額内訳

出所:coinmarketcap.com

つまり、仮想通貨市場の7割はBTC、ETH、XRPで占められているのです。

仮想通貨の時価総額順に見ていくと、上記3通貨とビットコインキャッシュ(BCH)の4位までが時価総額1000億円以上、ライトコイン(LTC)やネム(NEM)など上位90位までが時価総額100億円となっています。

時価総額100億円以下となると、マザーズに上場している取引が少ない新興株と同じくらいです。

これらの通貨は取引量も少なく、値動きも荒い傾向にあるため、仮想通貨初心者には向いていません。

ちなみに、和製仮想通貨として人気のあるモナコイン(MONA)の時価総額は150億円ほどです。

国内で買えるアルトコイン、約10種類

アルトコインは3000種類ほどあるといわれていますが、日本国内の取引所で買えるアルトコインは10種類ほどです。その中から、時価総額の高いアルトコイン6種類(ETH、XRP、BCH、LTC、イーサリアム・クラシック=ETC、NEM)について、簡単に知っておきましょう。

【イーサリアム(ETH)】

送金・決済機能のビットコインと違って、取引内容の自動実行と記録を可能にしたスマートコントラクト(自動的に実行される契約)が特徴です。開発プラットフォームとしての側面も持ち、ブロックチェーン上でアプリケーションを開発したり、スマートコントラクトを実装したりすることができます。また、イーサリアムトークン(イーサリアム上のデジタル資産)を利用したICO(イニシャル・コイン・オファリング=仮想通貨事業者の資金調達)が非常に多くあります。

2016年にプロジェクトの一つであったThe DAOのハッキング事件により、ハードフォーク(分裂)してイーサリアム・クラシック(ETC)が誕生しました。

4回の大きなアップデートを行う予定であり、現在は3段階まで終了。最後のアップデートで承認方式を、ブロックチェーン上に正しくトランザクションが記録されるようにする作業PoW(プルーフ・オブ・ワーク。取引が正しいか不正かを合意方法=コンセンサスアルゴリズムの一つ。仕事量による合意形成)から、コインの保有量が多いほどブロック報酬が得やすくなるPoS(プルーフ・オブ・ステーク=PoWの代替えシステム。所有量による合意形成)に移行する。

取引量の多い取引所:bitFlyer、BTCBOX

【リップル(XRP)】

既存の銀行の送金システムと分散型台帳の仕組みを組み合わせた国際送金システムと、そのために利用される仮想通貨のことをいいます。米国のリップル社によって開発され、その半数以上を同社が保有している。

秒間トランザクションが1500とBTCの7、ETHの15と比べて格段に速いことが特徴で、ビットコインの送金が10分~30分かかるのに比べて、XRPは数秒で送金が完了します。国内ではマウントゴックス事件の後から保有している投資家も多かったため、そのファンは「リップラー」と呼ばれています。

また、リップル社はSBIホールディングスと SBI Ripple Asia を設立していたり、三菱UFJ銀行と提携していたりと大企業との繋がりもあります。

取引量の多い取引所:bitbank

BTCから分裂して生まれたビットコインキャッシュ

【ビットコインキャッシュ(BCH)】

2017年8月1日に、BTCからハードフォーク(分裂)するかたちで誕生した仮想通貨。ビットコインの1Mより大きなブロックサイズ8Mにすることを目的としており、マイナーは中国系が多くを占めるといわれています。

「ビットコインジーザス」と呼ばれるロジャー・バー氏や中国マイニング大手であるBITMAIN社のジハン・ウー氏は「ビットコインキャッシュこそが真のビットコイン」だと主張。誕生以来、時価総額はビットコインの10分の1程度で推移しています。

取引量の多い取引所:bitbank、BTCBOX

【ライトコイン(LTC)】

2011年10月に発行された最古のアルトコインです。BTCより早い取引を目的としており、承認スピードは2分30秒、発行量はビットコインの4倍の8400万枚になります。取引を早くするための規格変更である「SegWit」をBTCよりも早く採用しました。

国内のほぼすべての取引所で取引できます。

取引量の多い取引所:bitbank、BTCBOX

【イーサリアム・クラシック(ETC)】

かつてイーサリアムはブロックチェーンの脆弱性をつかれ、50億円ほどハッキングされました。その解決策として、2回のハードフォーク(分裂)を経て、ロールバックしたかたちで犯人の盗んだ通貨を無効化。その時に誕生したのがETCです。

しかし、多くの開発者はイーサリアムに移行したため、開発力は弱いといわれています。

イーサリアムに何かあった時に、代わりになる役割を担っているといえます。

取引量の多い取引所:bitFlyer

アルトコインは値動きが軽く、大きく上昇・下落する

【ネム(NEM)】

マイニングで大量の電力を消費するビットコインと比べて、承認方式はNEMの保有量・取引量などの貢献度で報酬の得やすさが変わるのが特徴のPoI(プルーフ・オブ・インポータンス=コンセンサスアルゴリズムの一つ。重要度に応じて合意が形成される仕組み)を採用。1000分の1の電力消費量で承認作業が行われる。

国内取引所のZaifを運営するテックビューロと共同で「mijin」と呼ばれるブロックチェーンを開発しています。

2018年1月、コインチェック社のホットウォレットに保有していた、すべてのNEM(約580億円)がハッキングされ史上最大のハッキング事件となったのは、記憶に新しいところです。

取引量の多い取引所:Zaif

※ まとめ

アルトコインは、BTCと比較して時価総額が小さい分、値動きが軽く大きく上昇・下落しやすくなっています。そのため、市場が一度低迷してしまうと、ハッキングを受けたNEMのようにひたすら価格が下がり続けてしまうことも珍しくありません。

基本的に現物取引しかできないですが、一部の取引所ではFXのようにレバレッジを効かせた取引が可能で、「売る」こともできます。

また、取引所によって流動性が大きくなりますので、取引を行う際にはできるだけ取引量の多い取引所を利用することをオススメします。(ひろぴー)

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