「イッテQでっち上げ」内村光良、宮川大輔は気付かなかったか?番組MC、高額ギャラの彼らにも責任あり

J-CASTテレビウォッチ / 2018年11月15日 16時40分

「ヤラセは事実や真剣勝負に見せながら、演技や作為によるものをいう。捏造とは、事実でないことを偽って事実だと伝えること」

日本テレビでNNNドキュメントやニュースキャスターをやり、現在は法政大教授の水島宏明氏は「内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造」(朝日新書)でこう定義している。

これでいうと、先週の週刊文春が報じた日テレ「イッテQ」の「ラオスの橋祭り」は、ヤラセではなく捏造である。週刊文春は今週も、昨年2月12日(2017年)に放送された2時間特番「宮川・手越2人で挑む奇祭カリフラワー祭り」が捏造だったと報じている。

タイの首都バンコクからクルマで6時間かかる避暑地の村で、「カリフラワーの収穫を祝う祭りが年に1度開かれる」として、村人たちが二人三脚で泥沼を駆け抜け、20キロのカリフラワーを収穫するスピードを競った。

宮川大輔と手越祐也がタッグを組んで参加した番組は、同番組の視聴率歴代7位の22・2%を記録したという。

だが、この村の村長は、テレビ番組のコーディネーターを夫に持つ地元住民から、「日本のテレビ局の撮影があり、スポーツ交流大会が行われる」としか聞いていないと、週刊文春に話している。

当日の会場になったカリフラワー畑を所有する地主の1人も、「あのゲームは、あの時が最初で最後」だと証言する。ここでも優勝者や参加者には、賞金やマウンテンバイクなどの賞品が出たそうだ。しかも、現地当局への撮影許可申請には「野菜の収穫競争」として届けを出していることを、週刊文春側は確認している。

先週は、「現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、参加者に賞金を渡した事実はない」と、下請けの責任にして疑惑を否定した日テレ側も、今回は、週刊文春発売前に「番組の意向でコーディネート会社が主催者になったイベントとして開催したケースがあった」「開催費用や賞金などが支払われていることもあった」と認め、「確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任がある」と謝罪した。

しょせんバラエティ番組なのだから、ヤラセやウソがあったっていいじゃないかと、擁護する声があるのは理解できる。だが、この番組は自らドキュメンタリーバラエティと銘打ち、モットーは「ウソとヤラセの完全排除」を謳っているのである。

また、週刊文春は日テレの情報・制作局長の加藤幸二郎氏のこういう発言を取り上げている。<「番組の人格で『イッテQ』は笑いをやっているけれども、相手に対して失礼なことをしているという人格がないから、許してもらえていると思う」>

J-CASTテレビウォッチ

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