大人になってからも苛まれる『毒親』・・・東ちづる「褒めてもらおうといい子を演じ続けた苦しさ」

J-CASTテレビウォッチ / 2019年4月19日 20時58分

干渉しすぎや暴言・暴力をやめられない「毒親」に苦しむ人たちのための関する相談会が、東京、大阪、名古屋などでもう100回以上開かれている。相談者の40代の女性は、「母親にほめられたくて、いい子をずっと演じてきました」と話す。中学生の時にいじめにあったが、母に話すと、返ってきた言葉は「おまえが悪い」だった。以後も否定され続け、自信を持てなくなった。大人になっても、仕事や結婚生活がどうもうまくいかないと悩んでいる。

相談会では、母親を客観的に見るようにして、思いをノートに書くように勧められた。「私はこんな思いをしていたのか、これが根っこだったのか、と気持ちを整理できました」という。初めは母への怒りばかりだったが、半年続けて、「母も人間だとわかってきました」と思えるところまできた。

カウンセラーの加藤なほさんは「感情を、トイレに行くように定期的に吐き出して、スッキリしちゃおうという意図でやっています」と語る。

支援団体の「レンタルお母さん」というサービスが人気だ。カウンセラーがお母さん役になって心を通わす。依頼した30代女性は、子どものころから母親の暴力を受け、愛情を感じたことはほとんどなかった。今は実の母との関係を断った。間もなく結婚するが、「子供のころに嫌な記憶しかなくて、自分が子どもを持った時に不安で」と、レンタルお母さんに悩みを打ち明けた。

希望は「いっしょに料理を作ること」だ。上手だとほめられたことがなかった。その料理を2人でつくるうちに、「おいしい」「天才」と何気ない会話をかわす。女性は「何回か『お母さん』と呼びたくなりました。きっとこんなに楽しいことだったんだ」と感じたそうだ。

「毒親に育てられました」の作者・つつみに共感5万人

ゲストの俳優、東ちづるさんも、長く親子関係に悩んできた。「親がよろこぶようないい子を演じてきて、アイデンティティーがなく、生きる意味を見出せませんでした」「親にほめてもらおうとする自分に気づいたとき、いつまでこうしていたらいいのかと恐ろしくなりました」

毒親は子どもに「○○大に入りなさい」「恋人と別れなさい」と強要する過干渉や、それが高じての暴言や暴力に走り、何事も親中心に考え、ときには子を無視・ネグレクトもすることもある。

インスタグラムで人気のマンガ「毒親に育てられました」の作者・つつみさん(20代)も、母の料理の味を知らない。帰りが遅いといつも叱られ、毎日お使いに行かされ、言いつけられて弁当を買って戻ると、「なんで幕の内じゃないの」と責められた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング