拳銃強奪の飯森裕次郎、小学生殺傷の岩崎隆一、農水元次官刺殺の引きこもりの息子・・・3人の不気味なあの共通点

J-CASTテレビウォッチ / 2019年6月20日 18時58分

「名前には、魔法がある。誰の名前にも」「名とは、親が子に与える最初にして最大の贈り物」。『妻のトリセツ』を書いた黒川伊保子が新刊『ことばのトリセツ』(インターナショナル新書)の中で、こう書いている。

飯森裕次郎(33)という名前を聞いたとき、オヤと思った。父親は60代だろうから裕次郎世代ではないのに、なぜ? 週刊文春を読んでその理由がわかった。父親は<「百八十センチを超える大柄で、カラオケに行くと、ハスキーな声で石原裕次郎の「錆びたナイフ」を歌う。それがまた様になっていました」(テレビ関係者)>。カラオケの持ち歌が裕次郎だったというのだ。

裕次郎という名前には、凝り固まったイメージがある。そんな名前を付けられた次男は、父親のことも裕次郎という名前も嫌っていたのではないか。6月16日(2019年)に飯森は、大阪府吹田市の千里山交番を襲って、古瀬鈴之助巡査(26)を刃渡り15センチの包丁でめった刺しにし、巡査のホルスターから実弾が5発装填されていた拳銃を奪い去って逃走した。

G20を間近に控えている官邸は早期逮捕を命じ、防犯カメラに写っている「不審者」の映像を事件から約6時間後に公開した。それを見て通報してきたのは、飯森の父親だった。

翌朝、箕面市の山奥でベンチに横たわっている飯森が逮捕された。週刊新潮で高校の同級生が「初めてみんなで行ったのが観光名所の箕面の滝でした。僕らの思い出の場所」だったと話している。拳銃は1発だけ撃たれていた。

週刊文春によれば、飯森の父親(63)は関西テレビの常務で、自宅は東京都品川区の高級賃貸住宅にあり、本人は大阪に単身赴任中だった。社長候補で、妻は高校時代の同級生で元女子アナ。絵にかいたような恵まれた一家は、裕次郎が小学校5年の時に大阪へ転居する。そこは今回の犯行現場近くだった。小中学校時代は活発で、友達も多く、父親は関テレで働いていると誇らしげだったという。

だが、高校時代には「すっかり人が変わったように陰鬱とした印象になっていた」と、中学時代の同級生が話している。飯森一家はひっそりと拠点を東京に移す。大学を出ると飯森は海上自衛官になるが、半年足らずで辞め、父親のコネだろう、フジテレビ系列の子会社で働き始めるが、ここも7カ月で退社している。

この頃から、「ドラクエが画面から出てきた」などと意味不明なことを口走り、自ら警察に通報したりしている。昨年11月(2018年)から働き始めた大田区内のゴルフ練習場は、自ら障碍者雇用枠に応募してきたそうだ。6月10日にはゴルフ場側に「体調不良で6月一杯は休ませてほしい」と伝え、その4日後に、学生時代を過ごした大阪吹田市に行き、小中学校時代の同級生たちにFaceBookで、住所を教えてくれなどと連絡していた。

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