今年のFA戦線は「史上最大級」か 去就注目の大物選手たち

J-CASTニュース / 2019年9月25日 12時23分

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西武・秋山翔吾(2019年9月24日撮影)

プロ野球のセ・パ両リーグの優勝チームが出揃った。

セ・リーグは原巨人が5年ぶりの優勝を果たし、パ・リーグは西武がリーグ2連覇を達成した。シーズンが最終局面を迎え、今オフのフリーエージェント(FA)に関する話題がメディアに出始めた。今年のFAは売り手市場が予想されるなか、史上最大級のFA移籍が行われる可能性も出てきた。

セの注目は広島・野村と会沢、ヤクルトのバレンティン

1993年にFA制度が導入されて以降、毎年のように権利を行使して他球団に移籍する選手が出ている。FA史上、最も多くの国内FA移籍者が出たのが2013年の8人(海外・国内の合計は11年の10人が最多)。この年には小笠原道大氏(45・巨人→中日)がFA移籍しており、大竹寛投手(36・広島→巨人)、涌井秀章投手(33・西武→ロッテ)らは現役で活躍している。

昨オフ、国内FA権を行使して移籍したのは4人。広島から丸佳浩外野手(30)、西武から炭谷銀仁朗捕手(32)が巨人に移籍した。オリックスからは、西勇輝投手(28)が阪神に移籍し、浅村栄斗内野手(28)が西武から楽天に移籍した。浅村に関しては、リーグ優勝を果たしたチームからリーグ最下位への移籍となったことで話題を呼んだ。

国内FA権を取得し、今オフの動向が注目される選手をセ・リーグから見てみたい。リーグ4連覇を逃した広島は、野村祐輔投手(30)、会沢翼捕手(31)が国内FA権を取得しており、その行方が注目される。来季以降、日本人扱いとなるヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)も国内FA権を取得しており、残留を含めて移籍も視野に入れているという。

西武は最大級の「誠意」見せ引き留め図る

パ・リーグでは、リーグ2連覇を達成した西武の秋山翔吾外野手(31)が海外FA権を行使する可能性がある。西武は過去、海外・国内のFA移籍が多く、4年連続で国内FA移籍者が出ており、昨年も炭谷と浅村がFA移籍した。それだけに球団は秋山の流出阻止に向けて最大級の「誠意」をみせる意向だ。

パ・リーグの国内FAで注目されるのはロッテの益田直也投手(29)と鈴木大地内野手(30)。益田は中継ぎの要として昨シーズンはチームトップの70試合に登板し、今シーズンはここまで60試合出場している。一方の鈴木はチームリーダーとしてチームをまとめ上げ、今シーズンはここまでキャリアハイの成績を維持している。また、オリックスのT-岡田外野手(31)に関しては一部スポーツ紙の報道で移籍も視野に入れていると報じられた。

上記の国内FA権を有する選手らが移籍した場合、ほとんどの選手が高額年俸のため移籍の際に人的補償が伴うことが見込まれる。高額年俸、人的補償問題などの問題を抱えるものの、野村、会沢、益田、鈴木らの実力からして、今年もFA市場はおおむね売り手市場となりそうだ。また、上記以外にも12球団の中にFA権を取得済の選手は多くおり、今オフは史上最大級のFA市場となる可能性もあるだろう。

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