AKBINGO!から羽ばたいたメンバーたち 11年の放送終えた冠番組の「意義」振り返る

J-CASTニュース / 2019年10月1日 20時32分

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前田敦子さん(2013年撮影)

AKB48の冠番組「AKBINGO!」の放送が終了してから1週間あまり。本格ブレーク前夜から約11年にわたって放送された同番組が終了したとあって、ネット上ではファンからの惜しむ声がやまない。

メンバーの「素」あぶりだす企画が人気

同番組は11年前となる2008年10月に関東ローカルで放送が始まり、その後、放送地域が拡大。お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹さんと大溝清人さんが司会を務める中、前田敦子さんや大島優子さんらAKBメンバーが出演し、「ムチャぶりドッジボール」「ショージキ将棋」など、メンバーの素をあぶりだすコーナーが話題を呼んだ。なお、同番組の放送が始まる前には「AKB1じ59ふん!」(2008年1月~3月)と「AKB0じ59ふん!」(2008年4月~9月)が放送されており、これらを受けて2008年10月に始まったのが「AKBINGO!」だった。

また、2012年と2013年には放送時間や放送曜日の変更を経て放送が継続。2016年6月にはバッドボーイズの2人が司会を卒業し、代わって「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんと中川パラダイスさんが司会に就任し、2019年9月25日未明放送の最終回まで司会を続けた。

グループ加入、そして卒業と、入れ替わりの激しい48グループにおいて、メンバーが自らをアピールするのに絶好の場所となっていた同番組だが、どのような存在意義があったのか。J-CASTニュース編集部は「プロアイドルヲタク」のブレーメン大島氏に意見を聞いた。

指原さんらは「番組出演で大きく成長しました」

まず、「AKBINGO!」の優れていた点について聞いてみた。

「AKBは本来の主戦場は劇場での公演。テレビで見るとどうしても劇場でのメンバーたちの生の素の雰囲気が消えてしまいがちですが、『AKBINGO!』は他のテレビ番組と違い、メンバーたちの素の部分がきちんと伝わってくる番組でした。この点は番組の最大のアピールポイントだったと思います」

中でも、「素の雰囲気」がひしひしと伝わってきたのは前田敦子さんだとした上で、番組に出ることでバラエティーの能力が磨かれたメンバーは多いと指摘する。

「特に、同番組に前田敦子さんが出ると、『前田敦子がバラエティーに出ている』というレア感が良かったと思います。バラエティーを得意としない前田さんがバラエティーに出ているという『ギャップ感』が視聴者の心をくすぐったのです。また、番組からは指原莉乃さんや大家志津香さんといった『バラエティー班』が誕生しました。この2人は番組出演で大きく成長。また、伸び盛りの1期生の勢いが増す中、方向性を失いかけた峯岸みなみさんをバラエティー方面にうまく誘導したと思います」

また、忘れてはいけないのが柏木由紀さんだ。

「柏木由紀さんが『リアクション女王』の地位を確固たるものしたのは、やはり、『AKBINGO!』です。リアクションが大きい柏木さんが『バカをやる姿』は非常にインパクトが強かった。柏木さんもこの番組でバラエティー力を磨いたのです」

併せて、

「司会者の中では、村本大輔さんの『一見強すぎるようで実は優しいイジり』が絶妙だったと思います。終わってしまったとはいえ、AKBにとっては間違いなく財産となった番組でした」

と、番組が11年続いたことの意義を強調した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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