米ドルでコツコツ稼いだ早大、英ポンド爆上げも手が出なかった慶大【FX大学対抗戦 第7週】

J-CAST会社ウォッチ / 2020年6月10日 17時0分

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「米ドル買い」で、早稲田大学が笑う!

FX大学対抗戦は第7週。久しぶりに4大学が戦線にそろった。大きく相場が動いたのは英ポンド。上がり続けたことにビックリした早稲田大学は、買いのタイミングをさぐったがエントリーできず。慶応義塾大学も前週(5月25日週)の敗戦を検証しながら、ポンド円の爆上げを見守ったが、入るタイミングがわからず、静観して終わった。

一方、明治大学は米株式市場の伸びに気をとられ、FXのチャンスを逃す。新型コロナウイルスに罹り、取引を休んでいた専修大学が戦線に復帰。さっそく取引に挑んだものの、どうも調子が上がらず、損失を計上。本人は「しばらく引きずりそうです」と......。

「酷くない」米雇用統計で「ドル買い」(早稲田大学)

本格的に気候がアツくなり、ついに快適に授業を受けるために扇風機を出して使い始めたが、今週の相場も気候に負けじとアツかった!

まずは、驚きの英ポンド円。週初めに1ポンド=133円を突破したポンド円は、ずうっと上がり続け、139円まで上がった。そろそろ天井だろうと毎日思って、買いエントリーをできなかった。

今ではかなり後悔しているが、天井だと思い込んで売りエントリーしなかっただけマシかなと思う。

次に、米ドル円。ここ最近ずうっと1ドル=108円の「壁」に跳ね返されていたが、6月2日にやっとレジスタンスライン(上値抵抗線。相場がその水準よりも上昇しないと思われる水準のこと)を突破。これはポンド円とは違って、目をつけていた動きのため、若干上抜けから遅れはしたものの、1ドル=108.4円で買いエントリー。

先週から110円を目指していくだろうと予想していたが、いざ含み益が発生すると利益があるうちに決済してしまいたいと思ってしまう自分。とりあえず、金曜日(6月5日)の雇用統計前にはポジションを整理したかったので、109円で一時跳ね返ると予想し、108,9円で決済。実際はまだ上昇し続けるのだが、不安症の自分にはそこまで待てなかった。

そして6月6日の米国雇用統計。自分がいつも見ているのは、失業率と非製農業部門雇用者数だが、それぞれの前回値と予想値は失業率14.7%、19.0%。非農業部門雇用者数はマイナス2050万人、マイナス750万人である。今回の予想の率直な感想は、そんな酷くないでしょ、って感じだった。日本の状態だけ見ても、先月よりはるかにマシになったことはわかるから、米国でもかなり景気が回復してきていると思ったのだ。

そして、結果は失業率は13.3%、非農業部門雇用者数がプラス250,9万人だった。まさかの非農業部門雇用者数プラス。これは言うまでもなく、相場は上昇。自分は今週ドル円で少し利益を得たので軽くエントリー。1ドル=109.2円で買って、利益確定による停滞が起きた109.5円で決済した。

最後に先週、宣言した新たな通貨での取引。自分が新たに目をつけた通貨はコリアウォン。あまり大きな理由はないが、日本と近く、よくニュースでも韓国の事情は報道されるので、ファンダメンタルズ分析が米ドルや英ポンドに次いで楽かなと思って選んだ。詳しい取引については、さらにもったいぶってまた来週に述べようかなと思う。

とりあえず、今週の取引はドル円だけで、300通貨での取引で利益が498円だった。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ドル円が直近の新高値を更新する中でトレンドに乗り、雇用統計の後もうまく利益を出せました。ナイストレードです。じつは、筆者もほぼ同じ取引を行っており、驚くばかりです。
米中が大きなトラブルになりそうになかったことから、上抜けてきたように感じています。1か月ぶりの1米ドル=108円だったため、買いが買いを呼ぶ相場となり、損切りによるショートカバーも誘発しながら大きく上昇しました。
この上昇のなか、YouTubeやツイッターで有名なトレーダーは、売りポジションを持ったままを耐えるという行動を取っていました。その後は、強制ロスカットに迫られたり、巨額の損失を出して相場が天井を付けたりという流れになりました。相場は苦しむ投資家の逆へ動く傾向がありますが、今回は典型的な動きとなりました。チャートを見ずに、他人の顔色を見ながら取引するものアリだと筆者は感じています。

前週からの損益    プラス498円
6月5日現在       1万1007円

チャンス逃した!(明治大学)

こんにちは、「Breakouts!」幹事長の池田です。

今週(6月1日週)は、じつはノートレでした。ドル円が上昇相場でしたが、今週は米国の株式市場の伸びも大きく、そちらに気をとられてFXのチャンスを逃してしまいました。

ということで、今回は今まで触れてこなかったテクニカル分析についてお話しようかと思います。

《ブレイクアウト》

私が幹事長を務めるサークル名の由来にもなった、この言葉ですが、投資手法の一つでもあります。レンジ相場が上か下にブレイクすると、その方向にトレンドが継続しやすいという性質を利用したものです。レンジ相場は一方向に向かって動くのではなく、上に行ったり下に行ったりを繰り返す相場で、あまり値幅は大きくありません。下のチャート図では2本の横線に挟まれた部分が該当しますね。

そこを上に抜けてから買いで入れば上昇分が儲けになります。相場は一度傾いた方向にしばらく勢いが続くので、「自分が買ったところが天井なのではないか」と恐れずに観察しましょう。

《押し目買い》

「押し目買い」は、上昇局面の最中に短期的な値下がりがあったタイミングで買うことを指します。要するに、これから上がる可能性が高いから、少しでもオトクに買いたいと考えていることになります。

しかし、「押し目待ちに押し目なし」ともいいます。これから上がるという根拠があるのに、押し目を待ったとして押し目がなく上がっていったら、それは機会損失です。確かに天井圏で買いを入れると、損益がマイナスの時間が長く不安に駆られることもあるかと思いますが、それで機会損失があったらムダです。

「一人の力で日経平均を動かす男」として有名な個人投資家のcis氏も、上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる、とおっしゃっています。私は素人ながらにこの考えに賛同しており、先週のロンドンフィックスの記事ではポンドをレンジ上限でつかんでいますし、自身の株式投資でもものすごい高値で株を仕込みます。

かくいう私ですが、こう考えられるようになったのも最近です。それまで押し目を待っていたり、すぐに決済したりと、かなりいい加減なことをしていたので......。でも、これから上に行くという確信があるなら、常に今が割安なんですよ。それが私の結論です。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
「押し目買い」への考え方、筆者もいろんな銘柄や時間軸を検証しました。「押し目」は投資家の都合でもあるような言葉で、そもそもどこまで下押しするのか、そして本当に押し目になるのかはわかりません。相場が上がると分析しているのであれば、今その瞬間に買っておいて良いと、筆者は考えています。
「安い時に買って高い時に売る」という言葉がありますが、安い銘柄よりも高い銘柄のほうが買われやすく、人気があります。つまり、「上がるモノを買ってより高く売る」行動のほうが正解であり、より収益をあげられるのではないでしょうか。
ぜひ、さまざまな通貨ペアや銘柄、商品で検証してみてください。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
6月5日現在          9825円

英ポンド爆上げも入るタイミングがわからず......(慶応義塾大学)

6月1日(月)

今週は先週の失敗から、一度相場に対する見方を自分の中で一度整理してみようと思い、トレードは極力抑えて検証や観察に時間をより割こうと考えた。

英ポンド円は、直近の値幅の動きを先週末に引いたラインで図1のように観察しており、一見売りでのエントリーが優位性のあるポジションに見えるが、15分足より上位の足で見ると下降トレンドラインを抜けてきており、いまいち方向性がつかめていないのでエントリーはせず、観察を続けることにした。

6月5日(金)

今週は結局、検証ばかりに時間を費やしていたため、気が付いたら金曜日になっていた。それにポンド円が爆上げしており、入る場所がまったくわからなかった。夜中の3時頃に分析してみると下図2のように、水色チャネル付近までの上昇の余地はあるとみて、まだ下手に「売り」で入るべきではないと判断。ひとまず、この上昇トレンドが落ち着くまで静観することにした。

6月6日(土)

今週はトレードができなかったため、来週からは入れるチャンスがあったら積極的に狙っていきたいと思う。とりあえず、下図3のように見ており、「売り」目線であるが、損切りポイントをしっかり決めることを忘れずにいきたい。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
取引を行うよりも検証は重要です。投資初心者の場合は、さまざまな知識や売買手法を知る必要があると思いますが、重要なのは自身の性格に合っているかどうかだと感じています。
たとえば、短気な性格の人が中長期な材料を基に分析を行い、投資したとしても、ガマンできずに途中でやめてしまうということが往々にしてあります。これを克服するには成功体験が必要なのですが、投資初心者の場合はそうはいきません。
ビリオネアさんの場合は、テクニカル分析が好みのようで、トレンドラインを重要視していることから、さまざまなトレーダーの分析手法を得て、取捨選択を行ってみてはいかがでしょうか。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
6月5日現在          1万179円

あれれ...... なんか調子が狂った(専修大学)

今週(6月1日週)の不思議ちゃんは、新型コロナウイルスで休んでいるあいだに、溜まりに溜まった課題を終わらせました。オンライン授業になってから、課題が多かったので、なかなか終わらなくて大変でした。やろうと思ってもやる気が出ないので、大好物のホワイトチョコを食べながら作業しました。来週は遅れた分の授業を復習しながら、またチョコに頼ろうと思います。

さて、今週の取引ですが、マイナスになってしまいました。完全に絶不調です。

いつもは0.3lotとハイリスクハイリターンで取引しているのですが、今週は0.1lotで取引していたので、マイナス88円、わずかな損失で終わりました。

なぜマイナスになったのか。それは読みミスです。ふつうにこれは逆ペナント(チャートのパターンの一つ)かなと思ったヤツが急に裏切ったり、レンジ相場だからと読んでいたヤツが急に抜けて、トレンド相場になったりで、ちょっとしたミスがこのような結果を生みました。

今までそういうのを予測していたのに、できてない自分にとてもショックを覚えました。1回0.1lotとローリスクでトレードしていたのにもかかわらず、マイナス150円までいった時は「あれ?」と、戸惑いました。

そのショックと戸惑いが、このような結果になったのでしょう。6月5日(金)21時30分の米雇用統計時にプラスに戻すために1米ドル=109.635円で指値注文していたのですが、そこまで下がらず終わりました。

今となっては、なぜ109.635円にしたのか、わかりません。完全に調子が狂った不思議ちゃんは、来週挽回できたらいいのですが、しばらく引きずりそうです。とりあえず、プラスで終われるようにしたいと思います。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
久しぶりの取引ということで、ポジションを3分の1で開始。損失になったとはいえ、口座比率では1%以下の損失となっており、リスクマネジメントができているといえます。
指値のポイントも、わずかに刺さりませんでしたが、いい価格に思えます。
さて、しばらく相場から離れていると、これまでの値動きのリズムや自身の取引の感覚がうまくつかめないことがあります。今回は、米ドル円が1ドル=108円を越えたことで相場の流れが変わり、今までと少し状況が変わったと感じたのではないでしょうか。時々相場を見たり、デモ取引をしたりするなどして、リハビリしてみてはいかがでしょうか。

前週からの損益  マイナス88円
6月5日現在     1万3697円

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