「まともな人がいない」(日南響子)「クレイジー」(佐藤浩市) 出演者が口々にヤバさ語る、映画「銃2020」

J-CASTニュース / 2020年7月2日 20時12分

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会見に登場した、左から奥山和由さん、武正晴監督、日南響子さん、佐藤浩市さん、加藤雅也さん、中村文則さん

2020年7月10日より全国ロードショーとなる映画「銃2020」の完成発表会見が7月2日に東京で行われ、日南響子さん・加藤雅也さん・佐藤浩市さんら主要キャストと制作陣が参加した。

本作は2018年公開の「銃」の続編となっており、拳銃に人々が翻弄される内容となっている。

ロケ現場の吉本食堂が「血の海」に

映画界もコロナ禍で大打撃を受ける中、当初の予定通りの7月10日からの公開がかなったものの、「宣伝が思い通りにできなかった」(企画・製作の奥山和由さん)という本作について、奥山さんはさらに「不条理の疾走というか、内心ストレスが溜まっている方がぜひ映画館に足を運んでいただいて」とアピールする。会見に使われたのは吉本興業東京オフィスだが、その社員食堂でとある場面のロケを行ったところ、食堂が血の海に染まったと会場を和ませた。

前作「銃」の原作に続いて「銃2020」の原案・脚本を担当した作家・中村文則さんも「息苦しい世にスカッとする作品になったと思います」と語った。

「銃」では主人公と交錯するトースト女の役を演じていた日南さんは、本作ではヒロイン東子(トオコ)役で主演する。「開始0.01秒から最後までずっとクレイジーだなって...どのシーンも濃すぎて、まともな人がいないです」と感想を話し、自らの役も終盤には「目に光がなかった」と振り返っていた。「クズの代表のような役」(奥山さん)「『銃』でご一緒した時から変な人だなと思った」(中村さん)とスタッフから評価されたという。

現場でどんどんエスカレート

その「変な映画」にアクセントをもたらしたと奥山さんが語るのが、謎の男・和成役の佐藤さんと、ストーカー・富田役の加藤さんだった。そもそも加藤さんは当初刑事役でのオファーだったのがストーカー役に変更となり、「東子にケツを蹴り飛ばされるM男ぶり」が現場の判断で本編に採用されたと暴露されたように、奥山さんと中村さんで話していくうちに内容がどんどんエスカレートしていったという本作の世界に呑まれていたようだった。佐藤さんも「クレイジーな映画」と評する。

結果的にはコロナ禍とぶつかり「鬱憤する人々の気持ちが、ここで描かれている『女性の解放』を観ることで晴れる可能性もあるなと感じています」(中村さん)という本作、前作のように「何度も繰り返し観ていただいた」(奥山さん)というディープな作品になりうるだろうか。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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