再開後の『エール』のスタッフ&キャスト&ステラ編集者たちの酷い勉強不足に呆れる! <エール(再開後)第68回>(NHK総合)

J-CASTテレビウォッチ / 2020年9月17日 12時0分

時代考証があまりにもいい加減だ。この日、妹の梅(森七菜)が帰ってきた時、音(二階堂ふみ)が、「あんた、デートしとったん?」と聞くくだりがある。このドラマのスタッフたちは勉強不足かバカか。戦前の日本に「デート」などと言う言葉はいわれてなかった。昭和30年代でも「デート」は一般的に使われず、精々が「ランデブー」で、男女の逢引が今のようにあけっぴろげではなかったのだ。
英語の中に「date」はあったが、今でいう「デート」など、戦前の日本で使われるわけがない。そもそも戦争間際の日本で、米語交じりの言葉は「敵性語」といって、一切使うのを禁じられた。例えば、野球では「ストライク」が「いい球」で「ボール」は「悪い球」と言い換えねば、憲兵が飛んできたのである。ちゃんと調べろ!
14日からの物語も、変な弟子が住み込んできてのドタバタはさっぱり面白くない。脇道をするぐらいなら、もっと古関裕而の創作活動をきちんと描くべし。スタッフ・キャストの全員がこの時代に生まれていないからといって、多くの戦前を知っている市民が存在している今、資料の宝庫ともいえる天下のNHKの、王道のドラマで、杜撰な時代考証(まるで、令和だ)がまかり通るのは許しがたい。
雑誌『ステラ』の中の対談で、主役の窪田正孝が「ビデオを撮る」と発言している。これまた編集者も大バカ。戦前にビデオなんかねぇーよ。動画はフイルム回しの撮影機しかなかったのである。(放送2020年9月16日8時~)

(黄蘭)

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