竹内結子さん自宅前にマスコミ集結 YouTuberの「通報」動画で議論に

J-CASTニュース / 2020年9月29日 19時38分

写真

マスコミ集結が論議に(写真はイメージ)

急死した女優の竹内結子さん(40)の自宅マンション前にマスコミが一時集結し、ユーチューバーが突撃して警察沙汰になる騒ぎがあった。

「すいません、ちょっとウザいんで、帰って下さい」。竹内さん死亡の一報が伝えられた2020年9月27日、ユーチューバーの若い男性が東京都内の自宅マンション前に出向き、歩道の脇に座り込むなどした報道陣に1人1人声をかける。

「この人たちなんですよ、迷惑行為してるの」と警察に訴え

しかし、ほとんどの人は、ちらっと見るものの、呼びかけには反応しない。そんな中で、大手マスコミの男性スタッフが反応したため、ユーチューバーは、「何しに来られたんですか?」と疑問をぶつけた。

すると、このスタッフは、竹内さんの件だと説明したが、ユーチューバーが「うれしいですか? 芸能人が死んで」と聞いたため、スタッフは、「そんなことないです」と否定した。ユーチューバーは、「ちょっと住民の方、迷惑しているらしいんで」と話して、さらに呼びかけを続けた。

このユーチューバーは、110番通報をしたらしく、そこに警視庁の警察官2人が自転車で来た。ユーチューバーが声をかけ始めてから、マスコミの人たちは少しずつ減ったが、まだ大勢残っているため、ユーチューバーは、「この人たちなんですよ、迷惑行為してるの」と警察に訴えた。

警察官は、このユーチューバーを少し離れたところに誘導し、「一応ね、こっちはね、『通れるように』っていうのはお願いしたのよ。人が邪魔にならないように。そこは皆さん、協力してくれて」と説明する。ユーチューバーが、マスコミについて、「警察と手を組んでるってことですか?」と聞くと、警察官は「そういうことはない」と否定し、ユーチューバーを離れたところに連れて行ったことについては、「絡んでケンカにならないように」と説明した。

さらに、警察官は、マスコミへの対応について、こう強調した。

警察官は、報道の自由を挙げるも、「厳重に注意した」

「報道に『空けるように』と、さっきから2回ぐらい言っています。ある程度、報道の自由ってのはありますから」

これに対し、ユーチューバーが「報道の自由にも限度があるんじゃないですか?」などと聞くと、警察官は、「歩くスペースを確保するように、厳重に注意したんです」と答えた。その後、警察官2人は、マスコミに声をかけていた。

ユーチューバーは、それでもマスコミの人たちを追い回すため、警察官が「だいぶ減ってるから、ちょっとさ」と困った様子で近づいた。ユーチューバーも、「警察官の方が困ってるんで、僕は引きますよ。なんか、ご迷惑をおかけして、すみませんね」と返した。

警察官は、「あなた言ってるの間違いじゃないから」「言ってること分かんないこともない」と理解を示した。マンション前の報道陣の数は、ユーチューバーが来たことで半分以下に減ったように見えたが、いったん離れるとまた戻って来ていた。

竹内さんが急死した9月27日を中心に、ツイッター上などでは、マンション前に集結した報道陣へのクレームが相次いでいる。「遺族の事考えてる?」「そっとしておいてあげればいいのに」「一緒に住んでる家族や近隣住民に迷惑掛けるな」といったものだ。ほかにも、マンション前のマスコミに注意したとする動画を投稿した別のユーチューバーもいた。

一方で、「でもそう言うニュースとか週刊誌が売れちゃうんだから仕方ない」「言うなら取材に行けと命じてる人間に届かないと意味が無い」といった意見もあった。今回の動画を投稿したユーチューバーの男性に対しては、その思い切った行動を讃える声も出たが、マスコミの人たちの面前でその容姿を中傷するなどした言動があり、「便乗するユーチューバーも同罪だな」との声も漏れていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング