役所の「混雑状況」確認システム 各地の自治体で次々と導入【コロナに勝つ!ニッポンの会社】

J-CAST会社ウォッチ / 2020年10月27日 11時45分

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混雑を避ける……(写真はイメージ)

新型コロナウイルスの感染拡大の中で官公庁のデジタル化の立ち遅れが表面化するなか、市役所など地方自治体の施設で「混雑」具合を確認できるシステムの導入が盛んになってきた。システムを開発する企業が、市場開拓を競っている。

三鷹市は駅前窓口も

さまざまな施設の「混雑・空き情報」が確認できるポータルサイト「ネコの目.com」を運営するリプライス株式会社(横浜市)は2020年10月23日から、東京都三鷹市役所の市民サービスの窓口の混雑状況を、ウェブ上で確認できるサービスを始めた。確認できるのは、市民課、保健課と三鷹市駅前市政窓口。

このサービスでは、たとえば市民課では、「住所変更・世帯変更」や「印鑑登録他」などの目的別に「待ち人数」、窓口にいる人の「呼出番号」がわかる。三鷹市役所のホームページと「ネコの目.com」サイト、それぞれの課のウェブサイトで確認できる。

このシステムは、既存のシステムである受付発券機(オフライン)を使って、インターネット回線と配信装置を取り付けオンライン化したもの。受付発券機の情報を混雑状況としてウェブサイト上にリアルタイム配信するので、低コスト・短時間でコロナ対策ができることがアピールポイントだ。「ネコの目.com」のシステムはほかに、多摩市立総合体育館で導入されている。

大阪・豊中市は市内7か所の図書館からも情報発信

大阪府豊中市は、インターネットを使ったチラシ情報サービスや地域情報サービスを提供している株式会社ロコガイド(東京都港区)と「ICTを活用した情報発信に関する連携協定」を締結した。10月26日の発表。ロコガイドが、市役所や図書館などの混雑状況がわかる「混雑ランプ」を、豊中市のホームページに設置した。

ロコガイドの混雑ランプは、施設や店舗の混雑の状況を「空き」「やや混み」「混み」の3段階で発信できるサービス。同社が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年5月に提供を開始した。

施設や店舗からの情報発信が容易にできる専用のスマートフォンアプリのほか、スマホがない環境でもボタンを使って情報発信ができる端末を使って「状況」を発信できる。全国の小売店のほか、自治体窓口や観光・宿泊施設、またレジャー施設、スタジアムなどで導入されている。大阪府の自治体では、豊中市が初めて。

豊中市では、市役所第2庁舎にある市民課、保険資格課、保険給付課、保険収納課、子育て給付課のほか、市内7か所の図書館で混雑状況を発信している。

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