コロナ禍の人々に「エール」 山崎育三郎が「栄冠は君に輝く」熱唱

J-CASTニュース / 2020年10月30日 12時38分

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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」公式サイトより

窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第100回が、2020年10月30日に放送された。

その中で、佐藤久志(山崎育三郎さん)が高らかに歌いあげた「栄冠は君に輝く」が大きな反響を呼んでいる。ツイッター上には「#エール」、「山崎育三郎」、「栄冠は君に輝く」などの関連ワードがトレンド入りを果たした。

「これから甲子園で聞くと思い出すだろうな」

「エール」は、戦争を経て世の中が大きく変化する昭和の時代に、数々の名曲を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝さん)とその妻・関内音(二階堂ふみさん)の生涯を描いたドラマだ。

戦中は軍の要請で戦時歌謡を作曲することになり、自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛めた裕一。戦後は傷ついた人々の心を音楽で力づけようと、混乱の中でも復興に向かう日本に、新しい時代の音楽を生み出す。

30日放送の第100回で、裕一は久志に、完成した「栄冠は君に輝く」を歌ってほしいと懇願する。同作は現在に続く全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の大会歌として作られた。大会本部の大倉(片桐仁さん)は愛国歌謡の印象が強い久志の起用を渋るものの、裕一は「他のどの歌手よりも彼が向いている」と頼み込む。そして「お前じゃなきゃダメなんだよ!」と久志を説得する。心を動かされた久志はその場で、「栄冠は君に輝く」を歌い始めた。

このシーンに視聴者からは感動の声が寄せられている。

「甲子園大好き人間だけど、こんなに感動したのは初めて...。これから甲子園で聞くと思い出すだろうな。歌ってやっぱりすごい!」
「戦後、どれだけの日本人が励まされてきたことか...改めてこの曲の重みと素晴らしさを感じました」

野球場ロケのメイキング動画を公開

また視聴者からは、こんな考察も寄せられている。

「ああ...コロナ禍で中断・延期がなければ、この『栄冠は君に輝く』熱唱回の直後に、甲子園中継が入ったかもしれないのか」
「今回の朝ドラ『エール』って今回のコロナ禍がなかったら...8月上旬にインパール作戦、原爆、空襲。お盆ぐらいにこの『栄冠は君に輝く』だったのかなぁ...。」

NHKは6月から、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」は8月、連続テレビ小説「エール」は9月まで放送を一時休止していた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で収録が遅れたためである。もし予定通り収録が進んでいれば、季節にピッタリなタイミングで放送されていたのかもしれない。

それでもこうしたコロナ禍の人々にとって、力強い「エール」となる歌声だったと好評だ。

「こんな状況だからこそ裕一さんの『戦争が終わって、ここで野球が出来るようになった』はコロナ禍の今と繋がる気がして。来年こそは甲子園で『栄光は君に輝く』が聴けますように」
「コロナのせいでオリンピックも高校野球も中止になってしまったけど、今回の朝ドラは色々な意味で『エール』だと思います」
「コロナ禍で苦しむ全ての人に『エール』を与える歌声でした。ありがとうございます」

連続テレビ小説「エール」公式アカウントは放映後、久志が「栄冠は君に輝く」を甲子園球場で歌うシーンのオフショットを、ツイッター上で公開。さらに、野球場ロケのメイキング動画も公式サイト上で公開されている。

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