M-1閉幕の裏で... 千鳥・大悟の、ラストイヤー敗退コンビへの「ねぎらい」が「優しさ泣ける」
J-CASTニュース / 2020年12月21日 14時34分

M-1直後の「テレビ千鳥」で見せた「大悟の労い」に反響(画像はテレビ千鳥公式サイトより)
マヂカルラブリー(野田クリスタルさん、村上さん)の優勝で「M-1グランプリ2020」(テレビ朝日系)が幕を閉じた直後、お笑いコンビ・千鳥の大悟さんが見せた行動に反響が広がっている。
M-1の放送終了後、一部生放送となった「テレビ千鳥」で、今大会がラストイヤーながら準決勝で敗退したコンビ・学天即にダウンジャケットと新幹線のグリーン券をプレゼント。「いじり」を交えながらも、「最後の戦い」を終えた敗者を労った。
「ラストイヤーじゃないみたいでした」
2020年12月20日放送の「テレビ千鳥」は、M-1グランプリの放送が終わった30分後、22時40分から放送が始まった。今回の企画はサンタクロースに扮した大悟さんが、「2020年に不運な目にあった芸人」を直撃し、プレゼントを手渡すというもの。番組前半ではタレント・木下優樹菜さんと離婚したFUJIWARA・藤本敏史さんや、相方・木下隆行さんが芸能事務所を退所したTKO・木本武宏さんに対し、大悟さんが労いの言葉とともに様々なプレゼントを送った。
番組後半では、千鳥の2人がテレビ朝日内で生放送ロケを敢行。大悟さんが「どうしても(プレゼントを)渡したい奴がおる」と言って向かったのは、今大会のM-1で準決勝敗退、敗者復活戦でも4位に終わった学天即(よじょうさん、奥田修二さん)の2人だった。
突然の訪問に困惑する学天即を前に、大悟さんは「今日はマヂカルラブリー以外は全員悔しい思いをしたと思う。でも、みんなあんまり気づいてないけど、お前らだけ(結成)15年目やったなぁ」としみじみ話す。
現在のM-1には「結成15年目以内」という出場制限がある。学天即は2005年結成のコンビ。大悟さんが言った通り、準決勝以上に進出したコンビの中では唯一の「ラストイヤー」だった。これに、奥田さんは「ラストイヤーじゃないみたいでした。触れられないから」と正直な思いを漏らした。
「新幹線でやぁ、B席とかきついやろ」
大悟さんは、学天即の2人が敗者復活戦で寒そうにしていたという理由で「ノースフェイス」のダウンジャケットをそれぞれプレゼント。そして、
「2位のおいでやすこがも、見取り図も、全員悔しかったと思う。でも、お前らだけラストじゃ!」
と、声を荒らげ、持っていたプレゼント袋を壁に投げつけた。これにはよじょうさんも「僕らより悔しがってますよ」と困惑。大悟さんは「今のボケで(袋の)中の花瓶が割れてビチャビチャになってる」と密かにハプニングが起きたことも明かした。
さらに大悟さんは「ワシらもやぁ、敗者復活で(負けて)ノブと何回も(大阪に)帰ったわ。決勝でも滑って帰って。あんときのやぁ、大阪帰るときにやぁ、新幹線でやぁ、B席とかきついやろ」と自身の「M-1」での思い出を語り、新幹線のグリーン券を2人に渡した。
ノブさんも「大悟サンタ的には、ラストイヤーで(決勝に)行けなかったのが一番辛いって(思っている)」と大悟さんの気持ちを代弁した。ただ、大悟さんは「敗者復活、全組見てん。ちゃんと4位くらいやって」と現実的な指摘も。これに奥田さんは「(3位の)ぺこぱには勝ってんすよ」とツッコんだ。
大悟さんの「いじり」を交えた2人への「労い」に対し、ツイッター上では「大悟はほんまに後輩想いやなあ」「ラストイヤーで誰よりも辛いだろって大悟サンタの優しさ泣ける」「心が温かくなりました」「学天即の今後に幸あれ」と反響が広がった。
何がなんだかわからないまま、今この状態。
— 学天即 奥田修二 (@gakutenokuda) December 20, 2020
本当ならうなだれてハイボールの濃いめを飲んでいるだけだったと思います。千鳥さん、テレビ千鳥のスタッフの皆様、本当にありがとうございました!ペニ根太 先細赤の色紙は、「これ多分、俺やんな?」と謎の自覚がある相方が、家に飾るとのことです笑 pic.twitter.com/mz6K3iGtnh
この記事に関連するニュース
-
他番組と何が違う?千鳥の『クセスゴ』にお笑いファンが注目するワケ
NEWSポストセブン / 2021年2月10日 16時5分
-
陣内智則は知っていた!?マヂカルラブリー「M-1」優勝…想定外の理由とは
アサ芸プラス / 2021年2月5日 17時58分
-
今夜『相席食堂』ゴールデンSP 「M‐1」ファイナリスト10組のロケを千鳥が採点
クランクイン! / 2021年2月2日 14時35分
-
陣内智則、マヂラブ優勝を『M-1』本番前に予感した理由
マイナビニュース / 2021年2月1日 21時27分
-
ぺこぱ松陰寺の特異なキャラに包んだ「残酷なまでの客観性」【今週グサッときた名言珍言】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月31日 9時26分
ランキング
-
1渡部建 「豊洲でタダ働き」がアダに、テレビ業界からも総スカンで遠のく復帰
週刊女性PRIME / 2021年3月1日 11時30分
-
2福原愛、江宏傑が離婚危機を否定もツイッターで意味深発言「今からでも遅くないかな」
wezzy / 2021年2月27日 17時10分
-
3冬の“がっかりドラマ”をぶった斬り!「田舎も女もナメすぎ」「また続きはHuluかよ」
週刊女性PRIME / 2021年2月28日 17時0分
-
4堺正章 芸能界で3人消した!? フワちゃんは「何度殴ってやろうかと」
スポニチアネックス / 2021年3月1日 10時42分
-
5上沼恵美子 後輩芸人の無礼な言動に怒り“何その言い方”「その場で言いました」
スポニチアネックス / 2021年2月28日 14時46分