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北巡航ミサイル、高性能なら難しい探知・迎撃…低空を地形に沿って進む可能性

読売新聞 / 2021年9月14日 9時55分

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 日本政府は、北朝鮮が発射実験に成功したとされる新型巡航ミサイルの分析を急いでいる。ミサイルの性能が北朝鮮側の発表通りであれば、日本にとって新たな脅威となるためだ。

 加藤官房長官は13日の記者会見で、「1500キロを航行するミサイルの発射が事実とすれば、日本を取り巻く地域の平和と安全を脅かすものであり、懸念を有している」と語った。

 巡航ミサイルは通常、音速以下で飛行し、弾道ミサイルよりも着弾まで時間がかかる。一方で、高性能の巡航ミサイルは低空を地形に沿って縫うように進むため、探知・迎撃が難しい。

 自衛隊は、日本が巡航ミサイルで攻撃を受けた場合、全国のレーダーの情報を基に地対空ミサイル「03式中距離地対空誘導弾」などで迎撃する。ただ、今回の北朝鮮のミサイルは飛行範囲が北朝鮮領空にとどまったとみられることもあり、発射を覚知できなかった模様だ。

 北朝鮮は既に、日本を射程に収める弾道ミサイルを多数保有する。防衛省幹部は「今回の巡航ミサイルが直ちに日本の防衛を揺るがす脅威になるわけではないが、北朝鮮が攻撃を多様化すれば迎撃はより難しくなる」と指摘する。

 外務省の船越健裕アジア大洋州局長は13日、来日している韓国外交省の 魯圭悳 ノギュドク朝鮮半島平和交渉本部長と省内で会談し、今回のミサイル発射について意見交換した。14日には米国のソン・キム北朝鮮担当特使を交えて北朝鮮情勢を協議する。

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