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木下都議は一度も出席せず、都議会閉会…抗議や苦情が殺到

読売新聞 / 2021年10月13日 21時13分

木下富美子都議

 都議会第3回定例会は13日、新型コロナウイルス対策費を柱とした総額5773億円の補正予算案など計38議案や人事案を可決・同意し、閉会した。7月の都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こし、辞職勧告を受けた木下富美子都議(板橋区選出)はこの定例会も全て欠席。都議会には抗議や苦情が殺到しており、各会派も対応に苦慮している。

 可決されたのは、新型コロナ対応のための四つの補正予算案のほか、都立・公社病院の独立行政法人化に向けた議案など。黒沼靖総務局長と潮田勉財務局長を副知事に充てる人事案も同意された。小池知事は議会後、「決めていただいた予算を活用し、コロナ対策やワクチンの抗体の分析を行いたい」と述べた。

 一方、事故発覚後に都議会から2度の辞職勧告を受け、正副議長から会期末の13日までに議会に出頭するよう求められていた木下都議は、この日も姿を見せなかった。都議会局によると、木下都議は「体調不良で議会に行けない」とする趣旨の説明を繰り返しているという。

 都議会には今月7日までに約1800件の批判が寄せられており、議会内からは地方自治法に基づいて除名などの厳罰を求める声も上がる。ただ、議会局や都選挙管理委員会によれば、議会外で議員が起こした行為を理由に懲罰するのは判例上難しく、有権者によるリコール(解職請求)も当選から1年間はできないという。

 このため、都議会は各会派の代表による検討会を設置し、木下都議の問題を前提に、長期欠席する議員の報酬削減などの議論を進める。13日に検討会の座長に選出された自民党の山崎一輝都議は「木下都議は説明責任を果たしておらず、看過できない。検討会で解決の道筋をつけたい」と語った。

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