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メタバース銘柄高騰も影響なし イーサリアムの明大は微増、同志社大はビットコインを継続保有(第23節)【暗号通貨バトル Aグループ】

J-CAST会社ウォッチ / 2021年11月5日 17時55分

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明治大学が独走状態に……

今週(2021年10月27日週)はメタバース系のディセントラランド(MANA)などに注目が集まり、資金流入が見られたが、ビットコインやイーサリアムはあまり大きな変動は見られなかった。

明治大学の城正人さんは「フェーズが変わってきたのか、と少し警戒しています」という。イーサリアムの含み益でプラス。ビットコインを保有している同志社大学のしがないトレーダーさんは、今週は調節が入ってやや下げたものの「中長期目線で見ると、今後上がり続ける」と自信をみせる。引き続き、保有を続ける。職業能力開発総合大学校のさっちんさんは、「ビットコイン価格が不安定で見通しできなかった」ため、取引は見送った。

フェーズが変わってきたのかも......(明治大学 城正人さん)

今週(10月27日週)は仮想空間(メタバース)系のMANA(ディセントラランド)などへの資金流入が見られました。ビットコイン価格はそれほど変動していませんから、次第にフェーズが変わってきたのかと少し警戒しています。

◆フラッシュローンについて
今週、フラッシュローンを利用した攻撃が行われ不正に1.3億ドルもの資金が引き出されたことが発表されました。今回悪用されたのは「クリーム・ファイナンス」というDeFiサービスです。これを受け、クリーム・ファイナンスでは資金の預け入れを一時的に中止しています。
さて、フラッシュローンとは、いったい何なのでしょうか。
フラッシュローンとは借り入れから返済までの一連を1トランザクションで完結させることで担保なしで借入を可能にする金融サービスです。きちんと1トランザクションで完結できるなら担保なしで莫大な資金を借り入れることが可能であるという特徴を持ちます。
資金なしで巨額の資金を借り入れられるという特徴から、フラッシュローンは市場間で価格の鞘が発生した時などにその差額で利益を得るアービトラージを行う際などに利用されます。
なぜ、担保なしに多額の資金を借り入れることができるかというと、目論見どおりに返済が行われなかった場合には、「借りた」事実はブロックチェーンに記録されず、結果的に何も発生しなかったこととなるからです。

〈 UniswapとSushiswapという分散型取引所を例に 〉
たとえばETHUSDCのレートがUniswapで4000ドル=1ETH(イーサリアム)、Sushiswapで4050ドル=1ETHであった場合、1万ETHをフラッシュローンで借入、Sushiswapで1万ETHを4050万USDCに変換。Uniswapで4,50万USDCを1万125ETHへと変換。1万ETHを返済というトランザクションを発生させると、借りた資金はすべて返済したとしても125ETHを手元に利益として得ることができます。
実際にはこれほどの巨大な取引を一気に行うと価格への影響が大きく、この取引が実現できるかどうかはわかりません。また実際フラッシュローンを利用した取引はかなり複雑で、さまざまなトークンを横断的に取引したり、さまざまな戦略を組み合わせたりするようです。
フラッシュローンの仕組みは、ブロックチェーンを利用した金融にしかなし得なかった新たな仕組みとしてかなり期待しています。
たとえば先日、600億円でCryptPunksという絵画が取引された事例がありました。相場価格から相当かけ離れた額の取引ですから、今回は実際に取引があったわけではなく、自己完結の取引だと考えられます。しかし、自己取引とはいえ600億円もの資金を易々と用意できる人がいるのでしょうか。しかし実際にはフラッシュローンを利用すれば実現することができます。
借り入れ→ウォレットAに送金→ウォレットAでウォレットBのPunks購入→ウォレットBのPunks売り上げで借り入れた資金を返済。この一連の取引を一つのトランザクションにまとめると、手数料だけの支払いで巨額の取引があったように見せることができます。

◆まとめ
これまでとまったく異なる仕組みの金融ということで、期待されている「フラッシュローン」ですが、まだまだ初心者には難しく私はチャレンジできていません。いつか利用してみたいと考えています。
今週は取引なし。イーサリアムの含み益として、プラス393円。

◆児山将のワンポイントアドバイス
フラッシュローンの考え方は、FXやCFDのような差金決済ですね。しかし、差金には証拠金という担保が必要である者の、差金決済は瞬間的に取引が行われるため担保が不要で手数料のみで良いという極端な設計となっています。
考え方によっては、過剰なレバレッジがかかっていることになります。相場の天井圏では、レバレッジの掛かった商品が人気になることが多く、リーマン・ショックや、2017年末の仮想通貨でも同じでした。これらの取引が、よくわかっていない相場の新参者が行い始めると相場のピークは近いと考えられます。

保有する暗号通貨  イーサリアム
前週からの損益   プラス393円
10月29日現在    1万9314円

明治大学 城正人(じょう まさと)
経営学部2年。明治大学投資サークルBreakouts!に所属。暗号資産が今後の社会に与える影響に魅力を感じ手当たりしだい勉強中。これまで暗号資産のトレード経験はほぼなくETH(イーサリアム)ガチホを続けてきました。ポテンシャル、技術の面を中心にそれぞれの通貨の特徴を見極めて投資していきたいと思います。

暗号通貨と無縁でない環境問題 (職業大学校 さっちんさん)

みなさん、おはようございます。さっちんです。

今週(10月25日週)はビットコイン価格が不安定で見通しできなかったため、取引はしませんでした。

このところのニュースは衆議院選挙ばかりですが、それに隠れて環境問題に関するニュースも見かけました。11月3日の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合で、日本の岸田文雄首相はアジアなどの脱炭素化のために5年間で最大100億ドルの追加支援を表明しました。

各国の温室効果ガス排出量実質ゼロの目標年は米国、欧州連合(EU)、英国、日本、カナダ、オーストラリアは2050年。中国、ロシア、サウジアラビアは2060年。インドは2070年とバラつきはありますが、環境問題に対して積極的に活動していくことが見て取れます。

環境問題は暗号資産も他人事ではありません。暗号資産もまた、マイニングやシステムの維持に大量の電力が必要となっているからです。一時期、銀行のシステム管理などのほうが電力消費は多いのではないかという意見も見たことはありますが、真偽は不明のままでした。

みなさんも覚えているかもしれませんが、イーロンマスク氏も暗号資産の電力消費量を問題視し、暗号資産での決済を一時期中断し、暗号資産の価格が大きく値下がりしました。今後、環境問題に積極的に対応する姿勢のある企業や国が優位に立っていく世界になるのでしょうか。

では、また来週!

◆児山将のワンポイントアドバイス
ブロックチェーンネットワークを維持する電気代が、仮に既存の金融システムと比較して省電力であったとしても、もっと効率良くなるのではないかと多くの人が考えていることでしょう。実際に、全ブロックチェーンネットワークの維持には全世界の電力の約1%が利用されているそうです。
さて、仮想通貨市場の時価総額は300兆円ほどあります。全世界の家計資産は2020年末時点でおよそ4京といわれていますから、1%は割と妥当な気もします。しかしながら、イーサリアムのアップデートが進めは、今よりも99.5%削減されるともされています。今後、ブロックチェーンネットワークはエコになっていく可能性は高そうです。

前週からの損益   プラス・マイナスゼロ
10月29日現在        1万2060円

職業能力開発総合大学校 さっちん
職業能力開発総合大学校 電気専攻4年。どうも、おはようございます。2020年度も参加させていただきました。今年度は、みなさんが朝からフフッて笑える取引を目指していきたいと思います。応援のほどよろしくお願いします。

メタバース銘柄のすさまじい高騰(同志社大学 しがないトレーダーさん)

◆今週の注目ニュース
今週の興味深かったニュースを2つ紹介したいと思う。
まず、今週仮想通貨界隈で一番盛り上がった、米フェイスブックの社名変更ニュースである。米フェイスブックは28日、メタバース(仮想空間)事業に注力する計画に合わせ、社名を「Meta」に変更すると発表した。またこれは、 NFT(非代替性トークン)の事業領域参入も示唆している。このニュースにより、「メタバース」関連銘柄が大幅に高騰した。特に、メタバース銘柄として代表的なディセントラランド(MANA)とザ・サンドボックス(SAND)の高騰はすさまじかった。
国内の仮想通貨取引所のCoincheckが唯一、The SandboxのゲームのNFTマーケットプレイスを所有しているが、まだSANDの上場はされていない。

次に興味深かったニュースは、「柴犬コイン(SHIB)」の高騰である。今週は、ビットコインの調整により、暗号通貨は全面安であった、しかし、柴犬コインだけが凄まじい高騰を見せている。
前月比プラス900%ほどの過去最高値を更新し、Coinmarketcap(CMC)時価総額ランキングで、ドージコイン(DOGE)を上回り、トップ10に食い込んだ。高騰の理由としては、Bloombergなど米大手メディアで取り上げられたことや、ドージコイン上昇の一因となった米投資アプリ「ロビンフッド」の取り扱い思惑、最近ローンチされたShiboshis NFTなどの影響が背景にあるものと考えられている。

◆今週の取引
9月13日に481万4150円で買ったビットコインは、まだ保持している。今週は、ビットコインに調節が入り、15%ほどの下落を見せた。中長期目線で見ると、今週の下落は調整であると考え、今後上がり続けると思ったので、ビットコインを売らなかった。

◆今後の戦略
基本的に、相当酷い悪材料が出ない限り、ビットコインは保持し続けたいと考える。この大会も終盤に差し掛かったので、最後の11月の上昇に期待している。

3980円の含み益(先週比はマイナス455円)。
0.002 BTCを保有。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
大相場の最終局面では、よくわからないものが上昇するという状況が、どの市場でも起こり得ます。株式市場でも、大型株やグロース株がひたすら上昇し、割高水準まで達した後は、リスクがあれど期待できる株に資金が流れたりします。それでも、投資マネーが溢れていれば、ゲームやバイオ株などの業績判断が難しいカテゴリーであったり、低位株に資金が流れたりします。若い仮想通貨市場でも同じで、ビットコインがピークを付けた後は、イーサリアムに。そして、時価総額上位のアルトコイン、最後は価値があるのかどうか分からないけど話題のアルトコインが買われます。「なぜこんな仮想通貨が上がっているのか分からない」と思った時は相場の天井かもしれません。

保有する暗号通貨   ビットコイン
前週からの損益   マイナス455円
10月29日現在     1万3980円

同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学法学部2年。茶道部に入っており、趣味は読書と映画鑑賞。父親の影響もあり、幼いころから投資への関心が強く、2017年から暗号通貨市場に興味を持つ。夢は、積立投資で早期リタイヤし、やりたいことをして幸せに生きること。トレード自体は始めたばかりなので、初心者。半年間で暗号通貨を知り尽くすのが目標。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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