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北朝鮮が弾道ミサイル発射…今月3回目、北京大使館ルートで抗議

読売新聞 / 2022年1月15日 0時5分

岸防衛相(外務省提供)

 政府は14日、北朝鮮が同日午後2時50分頃、同国北西部から東方向に向け、弾道ミサイルを少なくとも1発発射したと発表した。最高高度は約50キロ・メートルで、通常の弾道軌道の場合、約400キロ・メートル飛行し、同国東岸付近で日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。船舶などへの被害は確認されていない。

 岸防衛相は14日、防衛省で記者団に「弾道ミサイルの発射は、関連する国連安全保障理事会決議に違反するものであり、強く非難する」と述べた。政府は、北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に抗議した。

 政府は、米国などと協力してミサイルの種類や落下地点の分析を進めている。外務省の船越健裕アジア大洋州局長はこの日、米国のソン・キム北朝鮮担当特使と電話で会談し、連携して対応することを確認した。

 北朝鮮は今月5日と11日にも弾道ミサイルを発射した。11日のミサイルは最大速度約マッハ10(音速の10倍)で、極超音速ミサイルとみられる。岸氏は発射を重ねて「技術の向上を図っている」と指摘した。

 一方、韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は14日午後2時40分頃と同50分頃、中朝国境に近い北西部・ 平安北道 ピョンアンプクト義州付近から日本海に向け、短距離弾道ミサイルとみられる 飛翔 ひしょう体2発を発射した。飛行距離は約430キロ・メートル、最大速度マッハ6程度、高度は約36キロ・メートルと推定している。

 韓国政府は国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、北朝鮮に「強い遺憾の意」を表明した。

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