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パワハラに対して、希望の防止策は...3位「定期的な社内アンケート」、2位「社内研修」、1位は? ワークポート調査

J-CAST会社ウォッチ / 2024年4月21日 21時45分

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転職エージェントのワークポートは2024年4月12日、現役ビジネスパーソンに聞いた「パワハラ被害の実態」についてアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

パワハラ防止への取り組みが行われている...44.3%が「はい」

<パワハラが原因による転職経験は?...「転職した」38.6%、「転職を検討/検討中」43.9% ワークポート調査>の続きです。

ビジネスパーソン661人(20代~40代・男女)を対象にしたこの調査では、つづいて、勤務先(または直近の勤務先)でパワハラ防止に関する取り組みが行われているか聞いた。

その結果、「はい」と回答した人は44.3%だった。同じ調査で2022年は35.0%、中小企業でのパワハラ防止措置の義務化された2023年には47.4%となっていたが、今年は昨年と比べて横ばいの状況だった。

具体的な防止策を聞いたところ、「相談窓口の設置」(84.3%)、「社内研修の実施」(59.0%)、「定期的な社内アンケートの実施」(35.8%)、「社外研修の実施」(11.3%)という結果となった。

パワハラ防止の取り組み 「まったく/あまり満足していない」が61.5%

次に、「勤務先でパワハラ防止の取り組みはある」と回答した人(n=293)に、その防止策に満足しているか聞いたところ、「まったく満足していない」が27.0%、「あまり満足していない」は34.5%となり、合わせて61.5%と不満足という回答。

その理由を聞くと、「形だけの研修をしているため中身がなく、何の役にも立っていない。相談窓口も形骸化しているから」(20代・女性・医療)、「相談窓口の担当者がほかの社員に情報を漏洩させた」(40代・女性・事務)、「匿名での投稿ができなくなってしまい、きちんと機能しているとは思えないから」(40代・男性・クリエイター)などの声が上がった。

また、勤務先はパワハラ防止に取り組んでいないと回答した人(n=368)に、取り組みの実施を希望するか聞いたところ、「かなりそう思う」(63.6%)、「ややそう思う」(23.1%)となり、合わせて86.7%が「希望する」と回答した。

具体的には、「第三者に相談できる仕組み作り」(30代・女性・医療)、「匿名での報告と外部の相談窓口」(30代・男性・システムエンジニア)などの意見があがった。

なお、この調査はワークポートを利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)661人を対象とした。2024年3月13日~21日に、インターネットで調査を行った。

●「パワハラ」問題
・パワハラの内容とは...3位「過剰・過酷な業務の強制」、2位「能力の過小評価」、1位は? ワークポート調査
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