粗品、「不倫相手さらし女性」に持論 「犯罪の一線を越えんのはダメ」「ただかわいそう」

霜降り明星の粗品さん（2019年撮影）

お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが2024年5月20日、YouTubeチャンネルで、夫に不倫されたという女性が、不倫相手の個人情報をSNSにさらした騒動について言及し、反響を集めている。女性は14日に名誉毀損の疑いで逮捕されたことが報じられていた。

「いたたまれなさすぎるやろ、はっきり言って」

粗品さんは最新ニュースに「賛否」の両方からコメントするコンセプトの動画で、この事件に触れ、女性が不倫を知ったのは1年前で、同意書で「不倫相手と夫との接触禁止」などを約束させたものの、再び不倫していたといった経緯を説明した。

その上で粗品さんは、「まあ、不倫は悪いですが、犯罪の一線を越えんのはダメですよ。やっぱり」とバッサリ。「不倫されるとか、不倫したとかは倫理的には必ず良くない行為ですが、犯罪ではないという点からすると、犯罪をしてしまう方が負けてしまうっていうのはね、これは仕方ないですから」と考えを述べた。

一方、粗品さんは「ただぁ！」と声を荒らげ、「いや、これかわいそうすぎるやろ」と女性に同情を示す。「いたたまれなさすぎるやろ、はっきり言って」と言い、「あかんもんはあかんのかもしれんよ？　個人情報さらすとかそこまでやったらまぁ、あかんねや。そやねん、あかんねやな？　ただかわいそうすぎる」と繰り返した。

粗品さんは頭を振りながら「何でこんなことになっちゃったのか、っていうことですね」と思いをはせ、「ホンマは、その一線を越えるところまでは、1個も悪いとこなかったし、不幸すぎたのに」と女性の境遇を思慮する。そして「悪いことは悪い」としながらも、「ただ情状酌量の余地MAX」と語っていた。