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草なぎ剛、SMAP時代に劣等感も...恩師から学び 「その人なりの個性」見出す考え、視聴者も「すごく響いた」

J-CASTニュース / 2024年5月27日 19時47分

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草なぎ剛さん(2020年撮影)

元SMAPで「新しい地図」の草なぎ剛さんが2024年5月26日放送のバラエティー番組「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系)に出演し、劣等感から抜け出した考え方について明かした。

恩師のつかこうへいさんから学んだ、「不完全」という輝き

番組では、今でこそ俳優業を心から楽しんでいる草なぎさんが、芸能コースに通っていた高校時代は仕事がなく「3年間無遅刻無欠席」だったり、初主演の時期がSMAPメンバーのなかで最後だったりと、周囲と比較して焦りや劣等感を抱く時期があったと紹介される場面があった。

それを救ってくれたのは1999年、25歳のときに出演した舞台「蒲田行進曲」で出会った演出家・つかこうへいさん。草なぎさんは「演技の扉を開花させてくれた」恩師であると話す。つかさんからは「君の中には魔物がいる。そこがすごくいい。感情の扉を開こう」と言われたという。

「蒲田行進曲」で売れない役者・ヤスを演じた草なぎさんは、当時の自分と重なる部分があったことから「ヤスというフィルターを通して、自分の気持ちをすべて舞台に注ぎ込めた」と回顧。「今もそういうところが繋がって来てて、僕はすごく未完成なんですよ。完全な人なんていないわけで」と続けた上で、

「だけど、つか先生とヤスを演じたことで、『足りないもの』とか『不完全なもの』のなかに、その人なりの個性とか輝きがあるんだよって、つか先生が教えてくれた、そういう役」

と自身の考えに影響を与えてくれた経験であったと明かす。

劣等感もうまく変換「自分の個性になっていく」

若さもあってか「隣を見たら、自分よりかっこよくて、優れてて、歌がうまかったり、踊りが上手かったり、容姿が良かったり」と比較してしまいがちであったが、ヤスという役を通して「足りなかったり、不完全なところが自分の個性になっていくんじゃないかって思わせてくれた」と改めて強調。

そうした考えでいることで、生きる上でも「気持ち的に楽になる」とし、つかさんから演技だけではなく、コンプレックスとの向き合い方についても学んだという。

こうした草なぎさんのエピソードに、視聴者からは

「草彅さんがあんなにも自然体でいられる理由がわかった」
「完璧じゃないからこその言葉の重みがあって、それらがどうやって形成されたかよくわかった。完璧じゃなくていい、それが個性って、すごく響いた」
「短所=欠点ではなくて、 短所=個性って自分で認められたらいいね」

などと、さまざまな反響があがっている。

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