ユニクロ「新宿本店」今秋オープン 2年前閉店「ビックロ」後継の位置づけか

ユニクロが2024年秋に新宿に店舗オープン

ユニクロを運営するファーストリテイリングは2024年6月3日、今秋、東京・新宿に5店舗目となる「ユニクロ新宿本店」をオープンすると発表した。「新宿を代表する店舗」と位置付けている。

新宿では2022年6月、ビックカメラとのグローバル旗艦店だった「ビックロ」を閉鎖した。インターネットでは、新店舗オープンの発表に「場所どこだろう？」「ビックロの跡地に入るの？」など話題になっている。

賃貸契約満了のタイミングで

ビックロは2012年オープン。家電量販店のビックカメラとカジュアル衣料のユニクロが協業する、ユニークな存在だった。その10年後の2022年6月に閉店。同年5月20日付のJ-CASTニュースの記事によると、理由について「新宿駅周辺の再開発が進み、お客様の導線に変化が予想される」として、賃貸契約満了のタイミングで閉店を決めたという。

なおその後も、ユニクロと同じファーストリテイリングが展開する「GU」は同じビルで営業を継続。ビックカメラも「ビックカメラ新宿東口店」として、名前を変えて営業している。

ビックロの「跡地」に出店？

ファーストリテイリングに、ビックロの閉店から2年後に改めて新宿でユニクロの主力店をオープンさせる理由を取材した。

広報は、アフターコロナとなって新宿にはインバウンドの戻りもあり、新宿近辺の利用客がさらに増え、現在の店舗での対応がいっぱいになっていると説明。「お客様に、より便利に楽しくお買い物いただける店舗がさらに必要と判断いたしました」と答えた。

気になるのは、開店する場所だ。ビックロの「跡地」に出店する可能性はあるのか。

「大変申し訳ございませんが、詳細につきましては控えさせていただきたく存じます」