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今永昇太がここまで好投を続ける要因は 五十嵐亮太×井口資仁が解説 ただし今後の懸念は「対応された時に...」

J-CASTニュース / 2024年6月6日 14時1分

今永昇太がここまで好投を続ける要因は 五十嵐亮太×井口資仁が解説 ただし今後の懸念は「対応された時に...」

今永投手のインスタグラムより

元プロ野球選手でメジャーリーグでも活躍した五十嵐亮太さんと井口資仁さんが2024年6月2日、YouTubeチャンネル「スポーツナビ野球チャンネル」に出演。今シーズンからメジャーに挑戦しているシカゴ・カブスの今永昇太投手が好投を続ける要因について語った。

好投の要因は、高めのゾーンと低めのリリースポイント

井口さんは今永投手が好投を続ける要因として、回転数の多いストレートと高めのゾーンを上手く使えていることが、好投を続けている要因として挙げた。また、五十嵐さんは今永投手のリリースポイントの低さが好投を続けている要因ではないかとした。

五十嵐さんは「(他の投手と比べ)リリースポイントが平均10センチ低いんですよ。バッターから見た時に、高い方がアゴが上がるから、イヤだと思うんですよ。逆に、低くなった時に伸び上ってくるイメージが来るボールは、とらえにくいものなんですか」と、打者側の見え方を井口さんに質問。

井口さんは「メジャーの身長高いところから投げ下ろすことに対して、打者は少し振り上げたスイングをした方が接点が多くなる。逆に、日本人の投手はリリースポイントが低いから、高めが有利になる」とメジャーの振り上げるようなスイングに対し、低いリリースポイントからの伸び上るようなボールが効いているのではないかとした。

しかし、井口さんが今年3月に今永投手をインタビューした際、「今まで高めに投げたことがない」と明かしていたという。

「(高めに)投げようと思っても、なかなか投げられない。リリースポイントが全然違うという話をしていた。低めを投げるイメージで高めを投げると、いい球が行く(と今永投手が言っていた)」(井口さん)

また、五十嵐さんは、今永投手がゆったりとした力の抜けたフォームから、切れのいいボールを投げているため、「バッターがイメージよりもさしこまれている。フォームに合わせにくいタイミングなのかな」と分析した。

今永投手に期待していることは?

五十嵐さんは今永投手に期待していることについて、オールスター出場やサイ・ヤング賞にも期待している、としたうえで、今後の懸念点として次のように語った。

「でも、このままいくのはそう甘くないと思ってしまうので、対応された時。一番対応されて困るのは、高めのストレートを対応された時なんですよ。そうなった時に、どういった対処法をとるのか、次のことも考えているはずなんですよ。なので、ある程度対応された時とか変化球をうまく打たれた時に、新しく今永投手がどういう対応をしてくるのかが楽しみ。それがそうなるのかはわからないけど、そこをクリアしていかないと、今のような成績を残すことはできない。それをやってのける選手なのかな」(五十嵐さん)

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