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「選手の代えすぎはよくない」阪神・岡田監督の起用法に球界OB提言 大山2軍落ちで近本4番も「全く怖くない」

J-CASTニュース / 2024年6月6日 13時1分

「選手の代えすぎはよくない」阪神・岡田監督の起用法に球界OB提言 大山2軍落ちで近本4番も「全く怖くない」

阪神の本拠地・甲子園球場

プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2024年6月5日にユーチューブを更新し、阪神・岡田彰布監督(66)の選手起用法について独自の見解を示した。

岡田監督は打撃不振に加え、守備のミスが続いた佐藤輝明内野手(25)を5月15日に2軍に落とし、セ・パ交流戦最中の6月5日に主砲・大山悠輔内野手(29)と、ハビー・ゲラ投手(28)の出場選手登録を抹消した。

「大山は基本に立ち返ればいいだけの話」

阪神は今シーズン、打撃陣の不振が目立ち、チーム打率.221はリーグワースト。セ・パ交流戦でも打線の低迷が続き、5日時点で1勝6敗、勝率.143で最下位に沈んでいる。

開幕から4番を任されていた大山は、53試合に出場し打率.199、3本塁打、19打点と、結果を残せていない。6月1日から4番を外れ、代わりに近本光司外野手(29)が4番に座っている。

高木氏は大山の打撃不振に関して「深みにはまっていくのは考えすぎなんだよ」とし、次のように分析した。

「大山はあれだけの実績があって、去年もあれだけの成績を収めた。MVPでもおかしくない働きをした。それをちょっと打てないからといって、ギャンギャン言う。圧し潰されていると思う。1番大事なのは考えすぎない、考えないということ。自分ではどうしようもない。自分の中の基本はなんなんだというのを考えたときに、基本に立ち返ればいいだけの話」

シーズン序盤で打線の主軸2人を2軍に落とした岡田監督。高木氏はこの采配について独自の視点で持論を展開した。

「基本に立ち返って我慢。『忍』の一文字で我慢するしかない」

「悪かったら悪いで(選手を)代えすぎるとよくない。俺はそう思う。だって1番いいのは何なんだと。基本は何なんだと。(昨シーズン)優勝したのは何なんだと。近本、中野(拓夢)、森下(翔太)、大山、佐藤、ノイジーでもいいし前川(右京)でもいい。坂本(誠志郎)でも梅野(隆太郎)でもいい。これで我慢すればいい」

さらに、岡田監督にこう提言した。

「どうやっても得点できていない。それだったら基本に立ち返って我慢。『忍』の一文字で我慢するしかない。『お前たちに任せた』と。『お前たちは責任あるよね』と。『昨年日本一になった。プロ野球を代表するチームになった。そういう責任があるよね。その責任をきちんと果たせ』と。佐藤は『守備の人か』と。究極を言えば意外性の男。だから1軍に上げた方がいい。必要」

大山が4番を外れてからチームは1勝3敗と精彩を欠いている。打順は固定できず日替わり打線が続いている。

このような状況に高木氏は「近本が4番を打って怖いかといえば、全く怖くない。近本の能力だったらホームランは別として打点を挙げ、勝負強さを見せる。だから別に4番はいい。だけど他球団からみたら、1番・近本、2番・中野、これが1番嫌な形」との見解を示した。

楽天に2連敗中のチームは、6日にホーム甲子園球場で楽天との第3戦を行い、7日からホームで西武との3連戦を予定している。

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