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巨人の「救世主」は新外国人ヘルナンデス? 球団OBがAクラス入りのキーマンにあげた理由

J-CASTニュース / 2024年6月10日 16時53分

巨人の「救世主」は新外国人ヘルナンデス? 球団OBがAクラス入りのキーマンにあげた理由

巨人の本拠地・東京ドーム

プロ野球DeNAの元監督でヤクルト、巨人、DeNAでプレーしたアレックス・ラミレス氏(49)が2024年6月8日にユーチューブを更新し、古巣・巨人の新外国人選手エリエ・ヘルナンデス外野手(29)を今シーズンのキーマンに上げた。

大リーグ通算178本塁打オドーアが開幕直前に退団

ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは22年シーズンに大リーグのテキサス・レンジャーズでプレー。23年はレンジャーズ傘下の3Aでプレーし、24年シーズンは3Aで開幕を迎えた。

巨人は5月10日にヘルナンデスの入団を発表。セ・パ交流戦の開幕戦となった28日(東京ドーム)のソフトバンク戦で日本デビューを果たした。

巨人は23年オフにサンディエゴ・パドレスからルーグネッド・オドーア外野手(30)を獲得。大リーグ通算178本塁打の長距離砲に大きな期待がかかったが、開幕直前に退団したことから戦力補強が急務だった。

阿部慎之助監督就任1年目の今シーズンは、6月10日時点でリーグ3位、交流戦は5位タイにつけている。

巨人の現状についてラミレス氏は「あれだけいい打者が揃っているのに、もう少し打率が高くてもと思う人は多いんじゃないかな」と、リーグ5位のチーム打率(.232)に触れ、今シーズン本塁打が少ない傾向にある理由を独自分析した。

セ・リーグのチーム本塁打数はヤクルトの42本がトップで、DeNAが32本で続き、巨人、阪神、広島が25本で並んでいる。ワーストは中日の24本だ。

交流戦はヘルナンデスにとってはチャンス

ラミレス氏は例年に比べ全体的に本塁打が少ないとの見解を示し、「飛ばないボールの影響だろう。今年はより投手が有利に働いている。打者にとっては面白くないシーズンになっているだろう。でもこれは仕方がないこと」と語った。

なかでも巨人は投手陣に比べて打撃陣が精彩を欠いているが、ラミレス氏はヘルナンデスのポテンシャルに可能性を見出している。ヘルナンデスは12試合に出場し、打率.347、2本塁打、9打点をマークしている。

「外野の守備もそこそこで、足もなかなか速い。肩もとてもよい。去年大リーグの3Aでよい数字を残した。165安打、18本塁打、打率は.298だが99打点を挙げた。素晴らしい数字だ。僕はヘルナンデスのバッティングフォームが気に入っている。彼は間違いなくジャイアンツがAクラスをキープするだけの活躍を交流戦中にするだろう」

ヘルナンデスは5月29日から11試合連続で2番に入っている。ラミレス氏は巨人のAクラス入りには、ヘルナンデスの後の打順を任させる選手の奮起が必要だと指摘し、次のように解説した。

「岡本和真の復調はもちろん、坂本勇人と最近状態を上げている丸佳浩らの活躍が、ジャイアンツがAクラスを維持するためには不可欠だ。そしてジャイアンツがAクラスを維持するためのキープレイヤーはヘルナンデスになるだろう。相手チームは(交流戦で)彼と初対戦で勝負してくるので、ヘルナンデスにとってはチャンス。このままずっと試合に出場し続ければ本塁打を10本から15本は打てるだろう」

チームは7日からのオリックス戦(東京ドーム)でまさかの3連敗。11日からはアウエーで楽天(3連戦)、日本ハム(3連戦)と計6連戦を予定している。

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