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住友化学がベア1万円で妥結…業績低迷の中、士気向上・生活水準維持・人材確保図る

読売新聞 / 2024年6月15日 17時21分

経団連の十倉会長

 石油化学大手の住友化学は2024年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を1万円とすることで労働組合と妥結した。ベア実施は3年連続で、定期昇給分を合わせると1万9400円(5・5%)の賃上げとなる。

 業績改善に向けた社員の士気向上や、物価高を踏まえた生活水準の維持、優秀な人材確保のために賃上げの継続が必要と判断した。

 住友化学の2024年3月期連結決算(国際会計基準)は、石化事業や製薬子会社の業績悪化を受けて3118億円の最終赤字となり、過去最大の赤字幅を記録した。

 業績が低迷する中で今春闘でも賃上げを実施するかどうかが注目されていた。住友化学の十倉雅和会長は、経団連会長として「物価上昇に負けない賃上げ」の旗振り役を務めている。

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