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岸田首相、衆院解散・総選挙の見送り表明…党首討論で信問う立民・泉代表に「結果を出すことに専念」

読売新聞 / 2024年6月19日 21時21分

 岸田首相(自民党総裁)と野党党首による党首討論が19日、国会で行われた。首相は今国会での衆院解散・総選挙の見送りを事実上、表明した。立憲民主党は20日、岸田内閣への不信任決議案を衆院に提出する。日本維新の会、共産、国民民主の野党3党などが賛成する見通しだが、与党は否決する方針だ。

 立民の泉代表はこの日成立した改正政治資金規正法について、「いいのか悪いのか、国民に信を問おうじゃないか」と迫った。首相は「経済をはじめ、様々な課題に取り組み、結果を出していくことに専念する。それ以外のことは考えていない」と拒否した。

 首相は、維新の馬場代表が23日までの会期を延長するように求めたことにも応じなかった。経済の立て直しや政治の信頼回復に集中し、総裁選で再選を果たせば、秋以降の解散を慎重に検討する考えだ。

 党首討論では、首相が憲法改正論議の進展に向け、泉氏に協力を呼びかける場面もあった。衆院憲法審査会で自民、公明、維新、国民の4党が賛同している緊急事態条項の条文案作成を巡り、「憲法を議論したら、国会を止めることはしないようぜひお願いしたい」と求めた。泉氏は「我々はずっと審議に応じている。あなたに何か約束してやるものではない」などと反論した。

 党首討論は2021年6月以来、3年ぶりで岸田内閣では初めて。討論時間は45分間で、泉氏ら野党4党の党首が質問に立った。

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