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高木豊氏、今季トレードを大胆予想 「サプライズほしいなら...」中日と日本ハム「ドラ1コンビ」の可能性も?

J-CASTニュース / 2024年6月20日 13時24分

高木豊氏、今季トレードを大胆予想 「サプライズほしいなら...」中日と日本ハム「ドラ1コンビ」の可能性も?

画像はイメージ

プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2024年6月19日にユーチューブを更新し、今シーズンのトレードを独自予想した。

動画では例年、セ・パ交流戦後にトレードが活発化していることを紹介し、各球団の今後のトレードの可能性を検証した。

「根尾はこのままじゃいけない」

高木氏は「サプライズがほしいのだったら」と前置きし、中日・根尾昂投手(24)と日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)の交換トレードについて言及した。

「俺が考えるのは根尾と清宮。なぜか。根尾はこのままじゃいけない。確かにあっちの方の出身で地元人気もある。その選手を中日が出したといったら大変なことになるかもしれないけれども、その選手の選手生命を考えるとこのままではいけないと思う。環境を変えてあげる。指導者も代えてあげる」

そして、清宮に関して次のように言及した。

「清宮も環境を変えてあげる。このままでもいいけどね。新庄監督がうまい具合にしているけども、いっぺんに変えるのなら、逆に言えば中日に、セ・リーグに行かせるとか。そういうことで変わる可能性もある」

番組アシスタントからトレードの実現性を問われると、日本ハム・新庄剛志監督(52)の性格を踏まえた上で、こう分析した。

「新庄監督はそれくらいのことを考えていると思う。日本ハムは(トレードを)やる必要性がない。ただ新しい刺激だとか、新しい注目度を考えるのならば、そこのトレードはあるなというふうに考える人だよ。もう一度こっちのチームに注目させるとか。それで抜けなくするとか。そういうことも考えているだろうし。それは(トレードは)ない話ではないと思っている。(根尾を)ピッチャーにするのか、もう一度野手をやってみろみたいな。二刀流にするのか。それは分からない」

「清宮のパワーだったらバンテリンドームでも関係ない」

根尾、清宮ともに甲子園を沸かせたスター選手で、根尾は18年、清宮は17年のドラフトで1位指名された。

23年から本格的に投手に転向した根尾は、今シーズン5月5日に1軍に昇格し、2試合に登板して勝敗はつかず防御率5.79。5月18日の阪神戦以降、登板の機会がなく5月23日に出場選手登録を抹消された。

一方のプロ7年目の清宮は、春季キャンプ直前に左足関節をねん挫し出遅れた。2軍で開幕を迎え4月19日に1軍に昇格するも、打撃不振により5月6日に出場選手登録を抹消された。6月11日に1軍に再昇格。今シーズンはここまで15試合に出場し、打率.171、3打点、本塁打はゼロだ。

清宮の長打力を評価する高木氏は、こう分析した。

「(清宮は中日で)ファーストとか、そういうこともあるだろう。3塁手もやったことがあるし。とりあえず外野手だってできると思う。足が遅いわけではないから。ただパ・リーグのピッチャーよりも、セ・リーグのピッチャーの方が清宮は打つだろうなと思う。あのパワーだったらバンテリン(ドーム)でもそんなに関係ない。(スタンドに)入れるときはしっかり入れる」

また、根尾と清宮のトレードのメリットにも言及。「(両チームにとって)刺激。もちろん戦力的にはまったら使える」と太鼓判を押した。

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