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「フェザー級転向は慎重にすべき」井上尚弥に元世界2階級制覇王者が助言 階級を上げ続ける「弊害」指摘

J-CASTニュース / 2024年6月20日 16時8分

「フェザー級転向は慎重にすべき」井上尚弥に元世界2階級制覇王者が助言 階級を上げ続ける「弊害」指摘

ネリを倒した井上(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

プロボクシングの元世界2階級制覇のポール・マリナッジ氏(43)が、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)のフェザー級転向についてアドバイスを送った。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」が2024年6月19日に報じた。

フェザー級で王座を獲得すれば5階級制覇王者に

井上のフェザー級転向に関して、共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラムCEO(92)が「ボクシングシーン」の取材に対して、来年にもフェザー級に上げることを明言した。

井上はこれまでライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級(フライ級を含まず)を制しており、フェザー級で王座を獲得すれば5階級制覇王者となる。

「モンスター」の動向に注目が集まる中、マリッジ氏は自身の経験を踏まえ、井上に対して「フェザー級に転向する計画があるなら慎重に進めるべきだ」とアドバイスを送った。

米国出身のマリッジ氏はアマチュア経験が豊富で、プロではIBF世界スーパーライト級、WBA世界ウェルター級の2階級を制した元王者だ。

「ボクシングシーン」によると、マリナッジ氏は5月6日に行われたルイス・ネリ(メキシコ、29)との1戦を振り返りながら持論を展開した。

「階級を上げるという絶え間ない圧力は止めるべき」

井上はネリ戦の初回にプロ初となるダウンを喫したが、2回にダウンを奪い返し、5回と6回にもダウンを奪い6回TKOで勝利した。

マリッジ氏は「いずれは126ポンド(フェザー級)で井上を見ることになるだろう。ただ、118ポンド(バンタム級)から122ポンド(スーパーバンタム級)に上がったときほど早く階級を挙げることはないと思う。少しゆっくりしたペースで、少しずつ階級を上げていくことになるだろう」と語った。

また、階級を上げ続けるうえでの「弊害」に言及した。

記事によると、マリッジ氏は「階級を上げるという絶え間ない圧力は止めるべきだと思います」とした。

そして、「これがボクシング界でパフォーマンスを向上させる薬物が蔓延している最大の理由の1つだからです。(井上が)122 ポンド(スーパーバンタム級)まで到達すると、すぐに次の階級で何をするかという話になる」との見解を示した。

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