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「富士山夢の大橋」フェンス設置、外国人観光客ら殺到で道路横断での撮影が問題化…安全確保対策が完了

読売新聞 / 2024年6月22日 6時45分

中央分離帯への立ち入りを防ぐフェンスが整備された「富士山夢の大橋」(21日、富士市で)(画像は一部修整しています)

 富士山の撮影スポットとして人気がある「富士山夢の大橋」(静岡県富士市)の車道の中央分離帯に20日、高さ約1・8メートルのフェンスが設置された。これで、安全確保に向けた市と国の対策はすべて完了した。オーバーツーリズム(観光公害)が問題となっていたが、今後は観光振興に向けて話し合いをしていくという。

 富士山夢の大橋は、南から北に渡ると正面に雄大な富士山を眺めることができる。SNSで人気を集め、昨年秋頃から、外国人観光客らが殺到。道路を横断しての撮影行為や騒音、路上駐車が問題化していた。

 フェンスは長さ約400メートルで、国土交通省静岡国道事務所が仮設のバリケードに換えて設置した。市もこれまでに駐車場の整備や交通誘導員の配置を進めてきており、市によると、本格的な対策を始めた今月初め以降、市や地元自治会に苦情は寄せられなくなったという。

 7月には、市や国、地元自治会、経済団体などによる会合を予定しており、こうした対策の実施状況を共有するという。市交流観光課の松村岳典課長は「優先していた地元の安全を確認できたら、次のステップとして観光につなげる話に移行していきたい」と話した。

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