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南鳥島沖の「マンガン団塊」商業開発へ…東大と日本財団、20年代末までに

読売新聞 / 2024年6月22日 1時37分

 東京大と日本財団は21日、日本の排他的経済水域(EEZ)内の小笠原諸島・南鳥島沖の深海底で、レアメタル(希少金属)を含む鉱物資源「マンガン団塊」が2億トン以上密集する鉱床を発見したと発表した。2026年にも1日数千トンの大規模採取を始め、20年代末までに年間300万トン規模の商業開発を目指すという。

 同大などは今年4〜6月、水深5500メートルの海底1万平方キロ・メートルに広がるマンガン団塊の一部を試験採取した。分析の結果、電気自動車の電池に使うコバルトやニッケルなどの希少金属が豊富に含まれていた。鉱床全体のコバルトの量は国内消費量の75年分とみられる。この鉱床を商業開発して利益を出すための採取量の目安は、年間300万トン。日本財団などは、早ければ年内にも国内企業で共同事業体を発足させる。

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