1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

東京都知事選挙、候補者56人乱立に有権者「何らかの対策を」…「まじめに思えない候補者多い」

読売新聞 / 2024年6月22日 5時33分

記載台の前には候補者56人の名前がびっしり書かれた紙が貼られている(21日、小平市で)

 東京都知事選(7月7日投開票)の期日前投票が21日に始まった。有権者はそれぞれの都政への思いを託し、投票箱に票を投じていた。一方、過去最多となる56人もの候補者が乱立したことへの戸惑いや憤りの声が上がった。

 小平市健康センターに設置された期日前投票所では、投票用紙に候補者名を書く記載台の前に、立候補者56人の名前がびっしりと書かれたA3判の大きな紙が貼られていた。紙をじっと見ていた同市の飲食店経営の男性(37)は「立候補者が多いので、投票する候補者の名前と重複がないか慎重に確認した」と話した。

 練馬区役所1階に設置された期日前投票所には午前中から有権者が次々と訪れ、1票を投じていた。同区の主婦(64)は「一人暮らしの高齢者や専業主婦、若者に恩恵があるかを重視した。1票だけど、それぞれが正しい人を選べば東京は良くなると信じて投票した」と話していた。

 八王子市役所で妻とともに投票を済ませた市内の男性(72)は候補者数の多さに、「まじめに思えない候補者も多く、有権者をバカにしているとしか思えない。何らかの対策を考えるべきだ」とあきれた様子で語った。

投票所317か所に

 都選挙管理委員会によると、今回の知事選で都内に設置される期日前投票所は317か所で、2020年の前回選から13か所増となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください