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スケートボード女子ストリート予選で赤間凛音が準決勝進出…西矢椛ら他の日本勢も全員予選通過

読売新聞 / 2024年6月22日 23時40分

自転車・BMX男子フリースタイルのパーク決勝で演技する中村輪夢(22日)=松本拓也撮影

 【ブダペスト=井上敬雄】アクションスポーツのパリ五輪予選シリーズ(OQS)第2戦は22日、ブダペストで第3日が行われ、自転車BMXフリースタイル男子パークで中村 輪夢 りむ(ウイングアーク1st)が8位だった。スケートボード男子ストリート準決勝は小野寺 吟雲 ぎんうが合計272・13点、世界選手権覇者の白井 空良 そら(ムラサキスポーツ)も268・95点の高得点をマーク。女子パーク準決勝は 開心那 ひらきここな(WHYDAH GROUP)が3位、長谷川瑞穂が5位、草木ひなの(スターツ)が6位で決勝へ。 四十住 よそずみさくら(第一生命保険)は9位で敗退。21日の第2日はスケートボード女子ストリート予選で赤間 凛音 りずが全体2位で準決勝に進出。織田 夢海 ゆめか(サンリオ)、吉沢 ここ、伊藤美優、中山 楓奈 ふうな(ムラサキスポーツ)、西矢 もみじ(サンリオ)もそれぞれ予選を通過した。

1本目でミスした技を2本目で決める…赤間

 スケートボード女子ストリート予選で、五輪世界ランキング2位の赤間が勝負強さを見せた。45秒間自由に滑るランの1本目でミスしたが、2本目に挽回し、全体2位で準決勝へ駒を進めた。他の日本勢5人が全て予選を通過し、「ここで負けていられない」と自分に気合を入れ直した。

 スケートボードは元々、ストリートから生まれたスポーツ。滑りの楽しさや遊びの感覚を大事にするスケーターが多いが、その中で勝負にこだわるのが赤間だ。父とは「絶対世界一になる」と約束して競技をはじめたという。この日の2本目は、横180度回転しながら板先端で障害物を滑るなど、事前に予定していた技を決め、滑りきった。日本代表の宮本美保コーチは「(予選敗退のピンチとなり)心臓が飛び出そうな気持ちだった。それでも(1本目に)ミスした技を省かず、全部成功させたところが凛音らしい」と、勝利への執念と常に高いレベルで勝ち抜こうとする志の高さをたたえた。

 「決勝まで、自分らしい滑りで」と赤間。最大3枠を巡る代表争いでは、日本のライバルをリードする15歳がまずは最初の関門をクリアした。(井上敬雄)

自転車BMXの中村輪夢は8位

 自転車BMXフリースタイル男子パーク決勝では、唯一の日本勢の中村が8位に終わり、会心の結果にはならなかった。2022年世界選手権王者は1回目で、大技を次々に決め、89点をマークし暫定1位に立った。だが、2回目に得点を伸ばせず、大技を決めたライバルたちに次々と抜かれ、順位を落とした。22歳のプロライダーはさらなるレベルアップを見据える。

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