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女性が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故、直前にトラックと衝突しバックで走行か

読売新聞 / 2024年6月23日 16時23分

 熊本市中央区で女性が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故は22日で発生から1週間となった。事故直前、逮捕された男(23)が運転する軽乗用車に似た車が車道をバック走行していたことがわかり、熊本南署は自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)容疑を視野に捜査を進めている。

 事故は15日午前4時15分頃、同区細工町の県道交差点付近で発生し、歩道を歩いていた女性(27)が犠牲になった。飲酒検知では基準値の約2倍のアルコール分が検出され、同署は男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。軽乗用車は交際相手のもので同乗者はいなかった。同署は当初、無職と発表したが、後日、ホストクラブに勤務していたことを明らかにした。

 捜査関係者によると、事故直前、現場付近では車がトラックに衝突する事故があった。その後、特徴の似た車が車道をバックで走行する様子が防犯カメラに残っており、関連を調べている。

 女性は、熊本市児童相談所の職員で、事故現場には多くの花が手向けられていた。大西一史市長は「有能な若い職員で、本当にショック。強い憤りを感じている」と語った。

 県警によると、県内での飲酒人身事故の発生件数(5月末時点)は前年同期比5件増の17件。負傷者も同6人増の22人となっている。

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