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告示後初の週末、八丈島やアメ横・渋谷で支持訴え…56人立候補の東京都知事選挙

読売新聞 / 2024年6月23日 9時0分

候補者の演説に耳を傾ける有権者ら(22日、東京都内で)

 東京都知事選(7月7日投開票)は22日、告示後初の週末を迎えた。各候補者は街頭に繰り出し、梅雨の合間の晴れ空の下、有権者らに支持を訴えて回った。

 現職の小池百合子候補(71)は、初当選した2016年の都知事選で告示翌日に演説した八丈島(八丈町)に飛んだ。

 公務を優先してきた小池候補にとって、告示後初の街頭演説。島伝統の織物「黄八丈」のスカーフを首に巻き、約300人の島民らに「東京にとって大事な島に、早々に伺うのは都知事としての作法。一つ一つの島をカスタムメイドでもっと良くしていきたい」と語りかけた。

 町立病院と本土の都立病院間で始めた遠隔医療にも言及。「島の皆さんの命を守ることも都政の役割だ」と実績を強調した。

 前参院議員の蓮舫候補(56)は、若者に人気の街を演説の場に選び、少子化対策を中心に訴えた。世田谷区の東急線三軒茶屋駅前では、若者の収入を増やして将来の不安を取り除くと述べ、「皆さんの未来を切り開いていく」と宣言すると、聴衆から拍手がわいた。小池候補の子育て施策については「場当たり的」と批判。「自民党が応援する現職には負けられない」と声を張り上げた。

 告示直前に離党した立憲民主党の国会議員のほか、同区の保坂展人区長が駆けつけた。蓮舫候補はこの後、JR渋谷駅前(渋谷区)でも街頭演説を行った。

 広島県安芸高田市前市長の石丸伸二候補(41)も、多くの人出でにぎわう繁華街を中心に回った。JR上野駅前(台東区)では「皆さんの力で東京を動かして、日本を動かしましょう」と演説。その後、近くの「アメ横商店街」を練り歩き、買い物客らに手を振ったり、記念撮影に応じたりした。

 元航空幕僚長の田母神俊雄候補(75)は、JR池袋駅前(豊島区)のサンシャイン通りを歩き、道行く若者らと握手を交わした。途中で何度もマイクを握り、「都民税を減税し、若い人に恩恵が行き渡るように頑張ります。都知事選で私を一番にしてください」と呼びかけた。

 都知事選には過去最多の56人が立候補している。

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