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「打たれ弱い?なぜ打つ必要があるんですか」 職場の若手に感じる「価値観の違い」に20代女性が反発

J-CASTニュース / 2024年6月23日 12時0分

「打たれ弱い?なぜ打つ必要があるんですか」 職場の若手に感じる「価値観の違い」に20代女性が反発

職場の若手に感じる「価値観の違い」とは

社会人経験のある30代から50代の男女に、職場の若手に感じる「価値観の違い」について尋ねたところ、最も多かったのが「連絡がLINEやメールばかり」(29.0%)だった。次いで「打たれ弱い」(28.7%)、「仕事よりプライベート優先」(25.5%)、「仕事中にスマホを触る」(21.7%)が続いた。

この結果に対し、ネットには「何年前の調査結果を使いまわしているのですかね?」「2024年に書かれたものとは思えない」と呆れる声があがっている。回答の内容が「不適切にもほどがある」というわけだ。そこで編集部では社会人3年目の20代女性Aさんに、上の世代の声に対する感想を1つずつ聞いてみた。

LINEで欠勤報告「体調悪いのに上司と話したくない」

この調査結果は、若手社会人向け転職メディア「ミライのお仕事」を運営するネクストレベルが、社会人経験がある男女314人から回答を得たもの。プレスリリースの調査実施日は2024年5月とある。

まず1位の「連絡がLINEやメールばかり」というギャップについて。同調査に寄せられた声として、京都の40代女性は「体調が悪いと電話ではなくLINEで簡単にすませようとする。『お大事に』と返すとスタンプでありがとうございますと送ってきた」と不満を漏らしている。

これに対してAさんは「何が悪いのか、ほんとに全く分かりません。体調が悪くて出勤できないときに上司と話なんかしたくないですよ。なぜ電話でわざわざ声を聞きたがるのでしょうか?」と憤懣やる方ない。

「上司は出勤中の電車の中かもしれないし、トイレに入っているかもしれない。LINEで伝達した方が相手の状況を思いやることになり、より適切だと思うのですが」

遅刻や欠勤の連絡は、なるべく早く知らせるべきではあるが、コミュニケーションのリアルタイム性が求められるものではなく、電話の必然性はない。医師でもない上司が「声で体調の良し悪しを判断」できるはずがないし、その必要もない。

「だいたい、部下の『体調が悪いので休みます』の連絡に対して、上司が『ダメだ。はってでも出てこい』なんて言えるわけがないでしょう? スケジュール変更などの言付けだって、口頭で聞くよりLINEを転送した方が確実です」

またAさんは、こうも付け加えた。

「『LINEで簡単にすませようとする』とありますが、そもそも個人のLINEアカウントを上司に知らせるなんて考えられません。業務用のチャットアプリを契約すべきですし、うちの会社ではそうしています」

歓迎会より「家族の誕生日」の方が大事

また、3位の「仕事よりプライベート優先」については、同調査に寄せられた声として、東京の30代女性が「新入社員の歓迎会を予定していたのに、家族の誕生日だからと欠席した新入社員がいた。入社早々に断る勇気がすごいと思った」と呆れている。

これについてもAさんは「信じられない」と突き放す。

「家族の誕生日の方が大事に決まってるじゃないですか。ゲストは新入社員なのだから、新入社員の予定を先に確認すべきでしょう? ゲストを差し置いて自分たちだけで予定を決めて、ゲストの予定が合わなければ『俺たちが歓迎してやろうというのに、何が何でも来ないなんて生意気だ』とでも考えているのでしょうか。そんな職場のイベントなんて、出る必要がありません」

2位の「打たれ弱い」についても、納得がいかないという。

「先輩だから、上司だからって、なぜ部下や後輩を打つ権利があるというのでしょうか。なぜ打たれなければならないんですか? 打つ必要なんてないんですよ。普通に指導してくれれば。こちらだって、教わってもいない、やり慣れていないことはできない。それで失敗したら、指導の名目で『打つ』とかバカげてる。そんなやつは伸びないとか言うんでしょうけど、ほんと結構です。こっちから願い下げですよ」

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