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県大会秋春連覇の松山商は帝京五―宇和の勝者と、済美は野村―松山南の勝者と初戦…高校野球愛媛大会組み合わせ

読売新聞 / 2024年6月24日 10時40分

各校主将のくじ引きで、対戦相手が決まっていった(松山市で)

 7月13日に開幕する第106回全国高校野球選手権愛媛大会の組み合わせ抽選会が23日、55校48チームの主将が参加して、松山市道後姫塚のにぎたつ会館で行われた。開会式は、同市の坊っちゃんスタジアムで午前11時から行われ、開幕戦は午後1時から土居・西条農の連合チームと大洲の対戦となった。決勝は7月27日午前10時からの予定。(脊尾直哉、宇仁菅玲香)

 抽選会には、各チームの主将らが出席し、緊張した面持ちでくじ引きに臨んだ。シード校の松山商、今治西、済美、小松が各ブロックに振り分けられた後、各校が番号札を引いて対戦カードが決まっていった。

選手宣誓は新居浜工の合田陸主将

 予備抽選で「1番」を引き、選手宣誓をすることになった新居浜工の合田陸主将は「3年間の集大成。選手の代表ということで、しっかりと宣誓をしたい」と笑顔を見せた。

 昨秋、今春の県大会を制した第1シード松山商の大西利来主将は「投手を中心とした守備からリズムをつくる野球が強み。自分たちがやってきた野球を精いっぱい出したい」。昨夏、決勝で敗れた今治西の長田雄大主将は「シードに関係なく、常に挑戦する気持ちを持って甲子園(出場)をつかみ取りたい」と力を込めた。

 今春の県大会準優勝で勢いがある済美の小笠原晴人主将は「気構えず、一戦一戦全力で取り組みたい。初戦に照準を合わせて、悔いが残らないようにする」。10年ぶりの甲子園出場を目指す小松の江口勇勝主将は「大会に向けて『勝ち癖』をつけることが大切。全員が持ち味を生かせる夏にしたい」と力強く語った。

暑さ対策の休憩時間、2分間延長

 今大会は、暑さ対策として昨夏の県大会から導入した五回終了後の休憩時間を、2分間延長して12分間にする。グラウンド整備の時間も含んでいるため、少人数のチームにも配慮した。三回と七回終了後には、選手が水分を補給したことを審判が確認するという。

 また、夏の大会では初めて、反発性能を抑えた新基準の「低反発バット」が導入される。打球の速度を落として投手らのけがを防ぐのが主な狙いで、各チームが「飛ばないバット」にどう対応するかも注目される。

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