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都知事選で初の「選挙サンデー」、雨の中で各候補が都内駆け回る…駅前や商店街で街頭演説

読売新聞 / 2024年6月24日 12時20分

(左から)小池氏、石丸氏、清水氏、田母神氏、蓮舫氏

 告示後初めての「選挙サンデー」を迎えた東京都知事選(7月7日投開票)。23日は雨が降る中、各候補らは都内各地を縦横に駆け回り、主要駅前で街頭演説をしたり、商店街で練り歩きをしたりするなどして、それぞれ支持固めに力を入れた。

小池氏

 小池百合子氏はこの日午後、知事としての公務で奥多摩町の師岡伸公町長とともに町内の小河内ダムなどを視察。その後も師岡町長とともに、JR奥多摩駅前で街頭演説に臨んだ。

 師岡町長から「告示後の最初の日曜日に奥多摩に入ってくれた。これだけ西多摩のことを考えてくれている」と紹介された小池氏は、同町で進む移住促進や観光振興の新たな取り組みに触れ、「ここで進められていることをサポートしていく。光り輝く奥多摩町をみんなで磨いていこうではありませんか」と呼びかけた。

石丸氏

 石丸伸二氏はこの日を「商店街ツアー」と位置づけ、都内の主要な商店街などを巡って演説を重ね、終了後には詰めかけた支援者らとハイタッチを繰り返すなどしていた。

 昼前には巣鴨地蔵通り商店街(豊島区)の前で選挙カーの上に立って演説に。同商店街が「おばあちゃんの原宿」と呼ばれていることに触れ、「これから人口急減の局面を迎え、日本は必然的に経済小国に向かう。この『原宿』も保てなくなる」と指摘。将来を担う子供たちのため、教育現場への投資などを行うと訴えた。

清水氏

 「演説では人が集まっても、言葉が通り抜けて伝わらない」。そう語る清水国明氏は有権者一人ひとりに直接語りかけることに活路を見いだし、この日は雨を考慮してアーケードのある商店街を巡って歩き回った。

 昼前に、イメージカラーという青のジャケット姿で板橋区の商店街を歩き始めると、中高年を中心に通行人から次々と握手や写真撮影を求められた。清水氏は気さくに応じながら、「災害が起きても誰一人取り残さない東京をつくる」と、知事として防災対策を進めるとアピールしていた。

田母神氏

 日曜ながら、上下紺色のスーツにネクタイまで着用した田母神俊雄氏。午前は武蔵野市のJR吉祥寺駅前で演説した後、近くの商店街を練り歩き。途中何度かマイクを握り、「いかつい顔ですが、本当に良い人なんですよ」などと聴衆の笑いを誘いながら、記念撮影に応じるなどして支持を呼びかけた。

 演説では航空幕僚長を務めた経験も踏まえながら、防災対策などを進めていく考えを強調。「より安全で、災害に強く、豊かな暮らしができる東京にしていく」と声をからした。

蓮舫氏

 おなじみの白のジャケットに身を包んだ蓮舫氏はこの日午後、JR錦糸町駅前と池袋駅前の2か所で演説を行い、詰めかけた有権者らに支持を呼びかけた。

 錦糸町駅前の演説では、大量の樹木伐採を伴う明治神宮外苑の再開発計画などを引き合いに、「小池さんはトップダウンの人で途中経過がわからないことが多すぎる」と現職批判のトーンを強めた。最後は「小池都知事、8年間お疲れさまでした。ここから先は蓮舫にやらせてほしい」と締めくくると、聴衆から大きな歓声を浴びていた。

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