1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

22歳山下美夢有、全米女子プロで堂々2位…パリ切符濃厚「出られたら日本代表として頑張りたい」

読売新聞 / 2024年6月24日 12時1分

 【サマミッシュ(米ワシントン州)=帯津智昭】女子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米女子プロ選手権は23日、米ワシントン州サマミッシュのサハリーCC(パー72)で最終ラウンドが行われ、2位から出た山下美夢有は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーでスコアを一つ落として通算4アンダーとしたが順位は変わらず、2位となった。渋野日向子、西郷真央が2アンダーで7位に入った。古江彩佳は2オーバーの19位、笹生優花は13オーバーの68位。7アンダーの梁煕英(韓国)がメジャー初優勝で米ツアー6勝目を飾り、優勝賞金156万ドル(約2億4800万円)を獲得した。

「楽しく1日プレーできた」

 18番をバーディーで締めくくり、大会の重圧から解き放たれると、山下が満面の笑みを見せた。「最終日、最終組ですごいギャラリーの方がいて緊張したけど、楽しく1日プレーできた」。堂々の2位だった。

 2打差で追う首位の梁煕英と同組でプレー。2番でバーディーを奪ってからはスコアを伸ばせず、パーで粘っていく。相手が崩れない中、8番パー4で痛恨のダブルボギー。「ボギーで収めたかった。切り替えて、もう次、という感じでやっていた」。優勝は遠のいたが、打ち下ろしの17番パー3では、あとわずかでホールインワンというショットで観客を沸かせた。

 優勝した梁煕英とは3打差だった。「まだまだ(優勝は遠い)とは思わないけど、ショートゲーム、パターもそうだし、その辺がまだちょっとだめ」と反省を忘れなかった。

 米女子プロゴルフ協会によると、山下は世界ランキングで日本勢2番手に浮上し、パリ五輪の出場権を得られる見通しとなった。「出られるとなったら、しっかり日本代表として頑張りたい」。日本ツアーで昨年まで2年連続の年間女王に輝いた22歳の実力者が、メジャー2位の実績を加え、次の大舞台に挑む。(帯津智昭)

渋野日向子7位「まだ伸びしろがある」

 4打差を追って逆転優勝を狙った渋野は1番で約6・4メートルのパーパットを沈め、2番でバーディーを奪う好スタートを切ったが、7番でダブルボギー、8番でボギーをたたいて失速した。それでも7位で大会を終え、2位だった全米女子オープン選手権に続いてメジャー2大会連続のトップ10入りを果たし、「たくさんまだ伸びしろがあると感じる4日間だった。これからも楽しみ」と充実した表情を見せた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください