1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

菅前首相の「ポスト岸田」人物評、自民党内に波紋…総裁選へ政局的な動き活発化の可能性も

読売新聞 / 2024年6月25日 7時32分

 自民党の菅前首相が23日のオンライン番組で、秋の総裁選を巡って岸田首相(党総裁)の交代が望ましいとの認識を示し、「ポスト岸田」候補の人物評を披露したことに党内で波紋が広がっている。菅氏の発言を受け、総裁選に向けた政局的な動きが活発化する可能性もある。

 菅氏が首相交代に言及したことについて、林官房長官は24日の記者会見で、「政府としてコメントすることは控えたい。国民の政治に対する不信の声を 真摯 しんしに受け止めつつ、先送りできない課題に引き続き専念する」と述べるにとどめた。

 菅氏は番組で「党全体として派閥を解消することも必要だ」と派閥全廃を改めて訴えたほか、「ポスト岸田」候補についても語った。

 小泉進次郎・元環境相を「(将来のリーダーとして)多くの人が認めているのではないか」などと評価したほか、石破茂・元幹事長を「期待できる方だ」と持ち上げた。首相と距離のある茂木幹事長についても、「大変な状況の中で、党運営をしっかりやっている」と述べた。

 菅氏が「ポスト岸田」候補を論評したことで、党内では「導火線に火を付ける形となり、『ポスト岸田』を巡る議論が加速化するのではないか」(中堅)との見方が出ている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください