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パリ五輪マラソンコース、いだてん記者の「完走解説」<1>…序盤でこぼこ石畳に注意

読売新聞 / 2024年6月26日 5時0分

 パリ五輪開幕まで26日で1か月となった。最後の2日間に行われる男女マラソンは、オペラ座やルーブル美術館など華やかな中心地を巡った後、郊外のベルサイユ宮殿を経て市街に戻るルートで行われる。行きと帰りの2度、急坂を乗り越えるコースは、五輪史上最もタフと言われる。学生時代、箱根駅伝に3度出場した近藤雄二編集委員が、過酷な42・195キロを実際に走ってリポートする。(写真と動画は守谷遼平撮影)

市街地を駆け抜ける

 スタート地点の市庁舎を出ると北へ向かう。北端は3キロ付近のオペラ座。ひし形に周囲を左回りするため、他者との接触に注意したい。

 ルーブル美術館前はでこぼこの石畳。よそ見は禁物だ。セーヌ川沿いに出るとすぐに5キロ地点。ここまで大小14のコーナーがあり、序盤はコース取りも重要になる。

 8キロほどで左にエッフェル塔が見える。

こんどう・ゆうじ 1968年生まれ。早大で箱根駅伝3度出場。2024年別府大分毎日マラソンで2時間50分8秒。昨年は箱根駅伝10区間を走り、夕刊と読売オンラインでコース紹介を連載。

日本勢は男女計6人が出場

 日本勢は男子の小山直城(ホンダ)、赤崎暁(九電工)、大迫傑(ナイキ)、女子の鈴木優花(第一生命グループ)、一山麻緒(資生堂)、前田穂南(天満屋)の6人が出場する。

 昨年、パリのコースを試走した小山は「力勝負では海外選手に負けてしまうかもしれないが、アップダウンや暑さの要素があるので、日本人にも十分可能性がある」と、難易度の高さを前向きに捉える。

 赤崎は今年2月、起伏のあるところが「少しパリのコースに似ている」という青梅マラソン(30キロ)に出場して優勝し、「いい予行練習になった」と手応えを口にした。

 同じく青梅マラソンで優勝した一山は「しっかり練習を積めば坂道でも力強い走りができると思うので、いい状態でスタートラインに立てるように準備をしていきたい」と気を引き締めた。

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