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巨人トレード第2弾は「十分ある」球団OB明言 得点力アップのために「打つ方を充実させたい」

J-CASTニュース / 2024年6月25日 12時43分

巨人トレード第2弾は「十分ある」球団OB明言 得点力アップのために「打つ方を充実させたい」

東京ドーム

プロ野球巨人の元投手で大リーグのニューヨーク・メッツなどでプレーした高橋尚成氏(49)が2024年6月24日にユーチューブを更新し、巨人・松原聖弥外野手(29)と西武・若林楽人外野手(26)の交換トレードについて解説した。

今回のトレードは「双方にとってよかった」

巨人、西武の両球団は24日、松原と若林の交換トレードが成立したことを発表。開幕後のトレード成立は12球団で今シーズン初となった。

明星大学出身の松原は、16年の育成選手ドラフト5位で巨人に入団。20年7月に1軍デビューを飾り、21年は「8番・レフト」で初の開幕スタメンに抜擢された。出場は21年の135試合が最高で、今季は9試合に出場し打率.154、2打点、本塁打はゼロだった。

一方の若林は、駒澤大学から20年のドラフト会議で西武から4位で指名されて入団。21年のルーキーイヤーは1軍で開幕を迎えるも、5月に左膝前十字靭帯を損傷して戦線離脱。結局この年は44試合、22年は28試合、昨シーズンは36試合の出場に留まった。今シーズンは19試合に出場し、打率.129、3本塁打、5打点を記録していた。

松原は巨人、若林は駒澤大学の後輩にあたる高橋氏は「双方にとってよかったと感じる」と切り出し、松原について言及した。

「(松原にとって)これはいい機会になると思う。西武自体も今チーム状況が最悪なので、そういう意味ではトレードで選手がポッと入って活気づくこともあると思う。松原選手にとって西武に行くのは、いいきっかけになると思う。自分自身もそうですけど、西武にとってもいい存在になってくれれば」

「巨人はベテラン頼りになっている」

そして、巨人が若林を獲得したメリットについて独自の見解を示した。

「(巨人の)若手選手の元気がない。成績が出ていないから、そう見えてしまうのかもしれないが、若手のいいきっかけになれば。若林選手は26歳。それくらいの選手がどんどん前で活躍してくれないと、チームが活性化しない。今はベテラン頼りになっている。岡本(和真)、坂本(勇人)を中心に、ベテラン選手を頼っているように見えてしまう。もっと活気づくというか、若手の選手の勢いがあると、チーム自体も打線が成り立ってくる。若林選手のような選手が入ってくれると、活性化すると思う」

巨人は24日時点で、勝率5割でリーグ4位につけている。チーム打率.232はリーグ4位で、191得点はリーグ3位だ。チーム防御率(2.47)はリーグ3位だけに、今後、打線の得点力アップが上位浮上のカギを握りそうだ。

このような状況の中、番組スタッフから「今後さらに巨人がトレードをしていく可能性はあるのか?」と問われた高橋氏は「十分あると思います」と即答し、次のように続けた。

「今6月末の現状ですが、打つ方がどうしても活発にならない。6月23日のヤクルト戦もいい形で先制して4点を取ったが、それ以降点が取れなかった。いいチームだったら、あの勢いで6、7点入っているはず。それが、ピッチャーが代わったら取れなくなると、後半に入って厳しい戦いになっていく。打つ方をもう少し充実させたいという気持ちは必ずあると思う。もしかしたら外国人を取るのかも。海外のスカウティングの人たちもかなり動いているでしょうし、もちろん国内のトレード要員も探っていると思う」

巨人・阿部慎之助監督(45)は23年10月に就任以降、積極的にトレードを成立させており、今回が4件目のトレード成立となった。トレード期限の7月末までに再び動くのか。今後の動向に注目が集まる。

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