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銀メダルの日本がうらやましい...元韓国代表「羨望」 日韓の現状に嘆き「韓国は何も変わらない」【女子バレー】

J-CASTニュース / 2024年6月25日 17時48分

銀メダルの日本がうらやましい...元韓国代表「羨望」 日韓の現状に嘆き「韓国は何も変わらない」【女子バレー】

準優勝した日本代表(写真:松尾/アフロスポーツ)

元女子バレー韓国代表のハン・ユミさん(42)が2024年6月24日にインスタグラムを更新し、バレーボールネーションズリーグ(VNL)女子で準優勝した日本代表を祝福した。

ネーションズリーグ女子決勝は23日にタイ・バンコクで行われ、初優勝を目指した日本がイタリアに1-3で敗れた。

「韓国バレーボールは国際大会で頭角を現すのが難しい」

日本は第1セットを17-25で奪われると、続く第2セットも17-25で落とした。後がなくなった日本は第3セットに奮起し25-21で取り返すも、第4セットを20-25で落とし優勝を逃した。

主要国際大会での優勝はならなかったが、日本は今大会の予選ラウンドで今夏のバリ五輪出場権を獲得し、6大会連続のオリンピック出場を決めた。

ハンさんはインスタグラムに韓国語で「すべてのチーム、すべての選手お疲れ様でした」と、出場した各国の選手を労い、こう続けた。

「何よりもvnl2度目の優勝を果たしたイタリア、2年連続3位のポーランドもおめでとうございます。vnlで初めてメダルを獲得した日本チームを見て、祝福と同時にうらやましいと思いました」

そして、日韓が置かれる現状に言及。国際大会で低迷する韓国は、今大会2勝10敗で出場16カ国中15位に終わった。

「今現在、日本バレーボールは男女ともにオリンピック進出とVNLで良い成績を収めている一方で、韓国バレーボールは国際大会で頭角を現すのが難しいです。誰もが危機だと心配し、その深刻さを知っていますが何も変わりません。急いでいることと、重要なことのどちらがより優先されるかは分かりませんが、今は私たちが個人の、球団の利己的な考えより、バレーボール全体の発展を考え、お互いに共存する方向で行かなければならないと思います」

元エース「国際競争力向上のために国際大会を頻繁に誘致」

ハンさんは韓国代表のサイドアタッカーとして活躍し、12年ロンドン五輪では主力としてチームをけん引。18年に現役引退し、現在は韓国放送局のスポーツ番組で解説者として活動している。

韓国代表の元エース、キム・ヨンギョンさん(36)も女子バレー韓国代表の現状に切り込み、今後の発展に向けて提言している。

「スポーツ朝鮮」(WEB版)によると、キムさんは20日に行われた元韓国代表選手らによる懇談会で「バレーボールの発展のためには、まずは積極的な支援が重要です」とし、自身の経験に基づいた考えを次のように明かしたという。

「韓国バレーボール協会も体系的に、未来を見据えたシステムを作らなければならない。ユースから代表までつながる有機的な育成プログラムが必要。残念ながら、韓国男女バレーボールは24年パリ五輪には出場できません。28年ロサンゼルス五輪出場を視野に入れなければならないが、韓国バレーボールの国際競争力向上のために国際大会を頻繁に誘致しなければならない。国際大会を頻繁に開催することで、経験を積み、改善すべき点も見つけることができる」

世代交代が進まぬ韓国は、ここ最近ライバル日本に3連敗中で、今大会は3-0のストレートで負けた。パリ五輪でメダルを狙う日本とは対照的に、今大会で五輪出場権を獲得できなかった。

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