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双子のシャオシャオとレイレイ、3歳に…体重80キロを超え「一人暮らし」もスタート

読売新聞 / 2024年6月26日 15時34分

すくすくと成長するシャオシャオ(17日)=東京動物園協会提供

 上野動物園(東京都台東区)で2021年6月に生まれた双子のジャイアントパンダで、オスの「シャオシャオ」とメスの「レイレイ」が23日に3歳の誕生日を迎えた。生まれた時には100グラム台だった体重は80キロを超え、4月にはそれぞれ“一人暮らし”を始めるなど、順調に成長している。

 園によると、5月15日時点の体重はシャオシャオが81・4キロ、レイレイが84・6キロで、1年前より約20キロ大きくなり、成獣の3分の2くらいまで成長した。

 子どものパンダは驚くとすぐに木に登るが、最近は2頭とも少しの物音では驚かず、木登りの頻度が減った。同園の冨田恭正副園長(59)は「生活サイクルや性格からも、おとなに近づいてきた」と話す。

 野生のパンダは群れをつくらず、1歳半〜2歳頃に親離れして単独で暮らす。2頭は昨年3月、母親の「シンシン」から親離れして2頭で暮らしていたが、成長とともにじゃれ合いが激しくなり、ケガをする恐れがあったため、今年4月16日からは別々の部屋で飼育・展示を始めた。部屋を時々入れ替えており、2頭は今はもう慣れた様子だという。

 冨田副園長は「シャオシャオとレイレイは次の世代を担うお父さん、お母さんになる可能性がある。ちゃんと育て上げられるよう、今は健康管理をしっかりして飼育していきたい」と話した。

 昨年2月に中国へ返還されたメスの「シャンシャン」も6月生まれなことから、松坂屋上野店(台東区)では27日まで、全館を挙げて、パンダ関連の企画「HAPPY PANDAFUL DAYS(ハッピー・パンダフル・デイズ)」を開催している。

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