役所広司さんがアカデミー賞の新規会員候補に…「ゴジラ−１．０」山崎貴監督も

米映画芸術科学アカデミーの新規会員候補に選ばれた俳優の役所広司さん（右）。左は「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＤＡＹＳ」のヴィム・ヴェンダース監督（３月９日、米ロサンゼルスで）＝後藤香代撮影

　【ロサンゼルス＝後藤香代】米アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは２５日、「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＤＡＹＳ」に主演した役所広司さん（６８）、アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した「ゴジラ−１．０（マイナスワン）」の山崎貴監督（６０）ら４８７人を新規会員候補に選んだと発表した。

　日本出身の候補は２０人に上った。「犬王」の湯浅政明監督（５９）、黒沢明監督の長女で衣装デザイナーの黒澤和子さん（７０）に加え、「君たちはどう生きるか」「ドライブ・マイ・カー」「怪物」など国際的に高い評価を得た作品のスタッフが名を連ねた。

　各候補には招待状が送付された。受諾すれば、アカデミー賞を選ぶ投票権を持つ。

　米国からは、女優のジェシカ・アルバさん（４３）らが候補に選ばれた。