1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平が24号ソロ、バットを持ったまま一塁回る…シーズン折り返し「素晴らしい前半戦だった」

読売新聞 / 2024年6月26日 14時8分

先頭打者本塁打を放つなど、勝利に貢献したホワイトソックス戦を振り返る大谷翔平(6月25日、米イリノイ州シカゴで)=帯津智昭撮影

 【シカゴ(米イリノイ州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に1番指名打者で出場し、今季2度目の初回先頭打者本塁打となる24号ソロを放った。9試合連続打点となり、球団記録に69年ぶりに並んだ。四回に勝ち越しの右前適時打も放ち、4打数2安打2打点だった。打席ごとの結果は、右中間本塁打、四球、右前適時打、空振り三振、空振り三振。チームは4―3で勝ち、3連勝を飾った。

 20日のロッキーズ戦に続く今季2度目の先頭打者アーチ。大谷は「たまたまカーブがちょっと外寄り、真ん中くらいに来た。打感としてはそんなに、先っぽの方だったけど、入ってくれたらいいなという感じで見ていた」と振り返った。

 昨季途中までマリナーズに所属し、対戦経験の多い右腕フレクセンに対し、2ボール、2ストライクからの5球目、外角カーブを最初のスイングでとらえた。最後はバットから左手を離し、右手一本で振り抜いた。高く上がった打球は右中間へ飛び、右翼手がジャンプしてグラブに当てたが、そのままフェンスを越えた。

 ここで、大谷にしては珍しい場面があった。バットを手にしたまま一塁を回ってしまい、「越えてくれないかなと思って見ていたので、バットを持ちすぎていた」。一塁ベースコーチから声をかけられてバットを手放すと、「踏んだかどうか、わからなかったので一応、戻った」と、一塁に戻ってベースを踏み直してからダイヤモンドを1周した。

 ドジャースはこの日、レギュラーシーズン162試合のちょうど半分の81試合を終え、50勝31敗でナ・リーグ西地区首位を快走する。大谷にとっては移籍1年目の折り返しとなり、「自分がドジャースという球団、チームメートにまず慣れる必要があった。そういう意味では素晴らしい前半戦だったと思う」。スポーツ史上最高額とされる10年7億ドル(発表時の為替レートで約1015億円)の超大型契約で加入し、ここまで打率3割2分(リーグ1位)、24本塁打(同1位)、60打点(同3位)、16盗塁(同7位)。期待に応える活躍を見せている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください