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「スパイ罪」の米紙モスクワ特派員、ガラス張りの被告人席に…有罪なら禁錮20年も

読売新聞 / 2024年6月26日 21時1分

26日、露中部エカテリンブルクの裁判所で審理に臨むゲルシュコビチ氏=ロイター

 ロイター通信によると、ロシア当局によって「スパイ罪」で起訴された米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のモスクワ特派員エバン・ゲルシュコビチ氏の初めての裁判が26日、ロシア中部スベルドロフスク州エカテリンブルクの裁判所で、非公開で行われた。有罪となれば、最長で禁錮20年が言い渡される可能性がある。

 ロシアの検察官は26日、記者団に同氏について「米中央情報局(CIA)の指示で、スベルドロフスク州で防衛産業の軍事品生産などに関する機密情報を収集したことが立証された」と主張した。在ロシア米国大使館は同日、露側の主張に証拠はないとして「ロシアはゲルシュコビチ氏を(米国との)交渉材料に使うのをやめなければならない」と批判する声明を出した。

 26日は審理に先立ち、メディアによる撮影が短時間認められた。ゲルシュコビチ氏はガラス張りの被告人席の中から、知人に向かってかすかにほほえんだり、うなずいたりしていた。

 同氏は昨年3月、エカテリンブルクで露情報機関「連邦保安局」(FSB)に拘束された。米政府やWSJは、同氏が通常の取材をしていただけだとして即時釈放を求めている。

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