紀州徳川家の菩提寺・長保寺、拝観停止続く…土砂崩れ被害1年
読売新聞 / 2024年6月27日 13時5分
昨年6月の大雨で、紀州徳川家の
「花の寺」としても名高い長保寺。アジサイが咲き誇る例年の梅雨時は多くの参拝者でにぎわうが、今年は皆無だ。
昨年6月2〜3日の大雨の影響で、国宝に指定されている本堂(1311年建立)の裏にある斜面が崩落。建物の下に大量の土砂が流入し、縁が持ち上がったり、屋根に大木が倒れかかったりした。境内は大量の泥で覆われ、敷いていた白砂が見えなくなった。崩れた場所は紀州徳川家4代・
斜面が再崩落する危険などから、拝観は無期限停止に。長保寺
倒れる危険性が高い約50本の木を斜面から取り除く応急工事に入ったのは11月29日。今年1月上旬にようやく終わり、現在は斜面をどう補修するのか、再度調査や協議を重ねている。
崩落した斜面の工事では、
今後の予定としては、今年中に斜面復旧への工事に着手し、終わり次第、本堂の縁の下などに入り込んだ土砂を除去し、建物への影響を詳しく調査する。全ての工程が終わるのは約3年後だと見込んでいる。
瑞樹さんは「遠方から訪れた参拝者が『見られないんだ、残念』と言って帰られる姿を見るのは心苦しい。一方で、文化財としての価値は守らないといけない。粛々と復旧を進めていきたい」と話した。
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